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かえるのピータン

かえるのピータン

かえるのピータン

作家
どいかや
出版社
ブロンズ新社
発売日
2008-04-01
ISBN
9784893094407
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ジャンル

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雨の日に読みたいカエル・カタツムリの絵本(2023年5月 新刊&おすすめ絵本)

絵本にはさまざまな生きものが登場したり、主役になったりします。中でも雨の季節になると気になるのが、カエルやカタツムリ。なんでこんなに“雨”のイメージが強いのでしょう。

静かに耳を澄ますと聞こえてくるのは、しとしと降る雨音と、ケロケロケロ……じっと一点を見据えるカエルの声。傘の下、ふと道脇の葉っぱに視線を落とすと、身を打つ雨も気にせずに留まるカタツムリ。個人的にはそんないつかの雨の日に出会ったシーンがふと浮かんでくるのですが、みなさんはいかがですか?

ちょっと調べてみたところ……カエルやカタツムリは皮膚呼吸で体に取り入れる酸素を補っているので、皮膚が乾くと死んでしまうのだそう。雨の日は、湿り気たっぷりでカエルやカタツムリにとって格好の外出日和。雨の日や梅雨時期に彼らをよく見かけるのは、理に叶っていたんですね。

今回はカエル、カタツムリが登場する絵本を集めてみました。 雨を象徴するキャラクターとして活躍するおはなしから、どこかたくましかったり物憂げだったり、リアルな生態に迫った…

2023/5/20

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かえるのピータン / 感想・レビュー

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ままこ

森の池でのんびりと暮らしているかえるのピータンと渡り鳥パーチクのお話。旅の出来事、池の1年の変化が暖かな色合いの色鉛筆で描かれる。お互いの立場を心から楽しめてる様子が読んでいて気持ち良かった。

2018/03/04

浅葱@

お話も絵も、どいかやさんらしい素敵さ。「ピータンは また らいねん パーチクが たずねてきてくれるとおもうと むねが わくわくするのでした」私もわくわくするのでした(’-’*)♪

2014/10/08

Willie the Wildcat

様々な場所での見分、同じ場所での四季折々の出来事。人それぞれであり、視野を広げる方法は多々ある。人生(本著の主人公は”人”ではないが・・・。)の楽しみ方の指南、とも感じる。絵がとてもやさしい。特に、「川の向こう側の家・建物」、そして「秋の池の風景」。前者からは温もり、後者からは静けさ、を感じる。次男のお気に入りは、”ピータンとパーチクが仰向けで語り合っている”シーン。とても楽しそう!

2012/10/13

anne@灯れ松明の火

南の南の隣市で。先日『チリとチリリ』シリーズを読み、良かったので。表紙のかえるさんに一目ぼれ♪ 世界中を旅する渡り鳥パーチクと1つの池で生涯を過ごすかえるのピータン。どちらにも良さがある。互いにそれを知っている。ついつい、自分にないものをうらやんだり、妬んだりしがちだけれど、ピータンはエライ! 幸せの秘訣かな^^

2015/12/01

しゅわ

【図書館】大人にも読んで欲しい絵本リストからのチョイス。森の奥にひっそりとある小さな池に暮らす蛙のピータンが世界中を旅している渡り鳥のパーチクと出会う物語。『井の中の蛙、大海を知らず』には続きがあると聞いたのはいつのことだったかしら?『されど空の深さを知る』この絵本は、まさにこの言葉を表現している一冊です。メルヘンあふれる優しいタッチの絵柄に癒されながら、人生や自分の立ち位置の意義について考えさせられる一冊です。(※注意※ 後半部分には諸説あり。もともと荘子の原典には無く、日本で勝手に後付けしたようです)

2014/05/12

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