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私学的、あまりに私学的な 陽気で利発な若者へおくる小説・批評・思想ガイド

私学的、あまりに私学的な 陽気で利発な若者へおくる小説・批評・思想ガイド

私学的、あまりに私学的な 陽気で利発な若者へおくる小説・批評・思想ガイド

作家
渡部直己
出版社
ひつじ書房
発売日
2010-07-26
ISBN
9784894765252
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私学的、あまりに私学的な 陽気で利発な若者へおくる小説・批評・思想ガイド / 感想・レビュー

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ころこ

ベタな文学論ですが、圧倒されました。文学とは、本質的には実存を駆動するものだとすれば、マンガ、アニメ、ラノベといった表象も文学だと居直ったのがゼロ年代でした。著者は、ゼロ年代は頭がバカになるだけで、ある特定のエクリチュールこそが(多くのひとが文学だと思うものが)、文学だと言い切ります。例えば、手書きで原稿を書いてきた文学者が、ワープロを使っている書き手に対し、本物か偽物かを問うている感じ。例えば、坂口安吾の写真に写る乱雑に書き散らした手書き原稿の文字や、大岡昇平の書斎の写真に写る書棚の本の中身など、彼らの

2017/09/11

masabi

分かるような分からないような。

2014/08/08

ともすけ

ハルキストの僕には手厳しい本。しかし自分の読書レベルを計るには格好の本。1,2年レベルは軽くクリア。院生レベルになると理解はできるが書けと言われたら無理。綿矢りさはもう少し厳しく批評してもよかったと思うが渡部先生にしては甘めの印象。サルトルと谷崎が欠けているようなのでそこを補充したい。

2013/01/29

iuba

綿矢と春樹ディスってんじゃねーぞ。(言ってみるだけ)そして自分は陽気でも利発でもないけど、って謙遜する素振りをしたくなるサブタイトル、なんのためについてるの先生? スポーツ紙へ寄せられた投書に対する返答、というか素振りのような、なんか……この企画が、とてもぬるい。言ってることの鋭さに、まるで追いつかない、このちぐはぐさが、辛うじて愛嬌を醸し出してる…のかな?

2011/10/09

鷹図

個人的に読みどころは村上春樹批判でも谷崎論でもなく、著者のスポーツ時評に寄せられた反論投書を披露した項だった。読者からの批判的な投書を、詳細に(実に底意地悪く)分析・分類し紹介する。その一方で柄谷行人から寄せられた別件についての反論を、「思わず膝をのりだす批判の好例」として全文紹介している。イジワルに分析された投書と、傍目から見れば大差ないように見える柄谷の反論を、有り難く頂戴してみせる姿は、例えば場末のホステスから(ありもしない?)詩性を「感ジテ見セル」姿に通じているように思った(続く↓)。

2011/05/04

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