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お寺のハナちゃん

お寺のハナちゃん

お寺のハナちゃん

作家
梶井照陰
出版社
リトル・モア
発売日
2023-08-28
ISBN
9784898155776
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お寺のハナちゃん / 感想・レビュー

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ネギっ子gen

【今、この時を精いっぱい生きていく】認知症も進んできた祖母との2人暮らしに行き詰まっていた2020年のある晴れた9月、柴犬のハナが佐渡島にやってきた。僧侶で写真家の著者が、祖母とハナとの春夏秋冬を写した写真に言葉を添える。<祖母はよく、「ののさん」に手を合わせる/「ののさん」は尊いもののこと/太陽も「ののさん」かな>。<入我我入/ついに悟りを開いたと思ったら、/吹雪で前が見えないだけでした>。<祖母は何度も同じ話をするので、正直疲れる/ハナはそんなことないのかな>。無常なる浮世、癒されたい方にお薦め 🐶

2024/01/01

アキ・ラメーテ@家捨亭半為飯

久しぶりに読んだ本(写真集)。認知症の祖母と佐渡島で暮らす僧侶で写真家の梶井さんが迎えた雌の柴犬ハナ。佐渡島の自然や集落の暮らしの様子、海と船、漁でとった魚、柴犬ハナちゃんと喧嘩しながらも愛おしむ祖母。やんちゃな気質のハナちゃんの様子が可愛いらしい。

2024/02/18

れい

【図書館】はなちゃんとおばあちゃんの、主人公が二人居るように感じた。温かくのどかで平和な時がゆったりと流れているかと思って読んでいたら、はっと自分の中に重い衝撃が走った。諸行無常。おばあちゃんは覚えている人たちの心の中に住処を変えたんだと感じた。そしてまたはなちゃんと著者の時間が流れていく。少し前とは違う風の中で。

2023/11/04

kaz

ちょっと切ないけれど、癒される。図書館の内容紹介は『認知症も進んできた祖母との2人暮らしに行き詰まっていた2020年のある晴れた9月、柴犬のハナが佐渡島にやってきた-。僧侶で写真家の著者が、祖母とハナとの春夏秋冬を写した写真に言葉を添える』。

2024/02/12

ckagami

Twitterから購入して、とても満足。お寺のハナちゃんと言いつつ、この本の主役は著者の祖母のような気がする。

2023/08/29

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