おんなの街 1
おんなの街 1 / 感想・レビュー
gtn
女性の情念と、それとは裏返しの諦観を描く。四編収載されており、いずれも佳作だが、特に「雨のエトランゼ」が印象深い。同編の反故も併せて掲載。作者いわく、印刷所の手違いにより「16枚の原稿が間違って並べられ」たという。それを抜きにしても、精度が高められた完成版とは雲泥の差がある。
2024/01/24
アズル
死に対する観念性の高い劇画でした。つげ義春「ねじ式」の主人公のような半裸の男性が死への水先案内人、ということなのでしょう。石井隆の描く女性は、そこはかとなく昭和で、そそるものがあります。
2018/04/03
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