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「消費」をやめる 銭湯経済のすすめ (シリーズ22世紀を生きる)

「消費」をやめる 銭湯経済のすすめ (シリーズ22世紀を生きる)

「消費」をやめる 銭湯経済のすすめ (シリーズ22世紀を生きる)

作家
平川克美
出版社
ミシマ社
発売日
2014-06-20
ISBN
9784903908533
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「消費」をやめる 銭湯経済のすすめ (シリーズ22世紀を生きる) / 感想・レビュー

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壱萬弐仟縁冊

半径3㎞圏内をめぐる経済(表紙見返し)。付録にミニ新聞が付いているのは心憎い。話し言葉で読みよい。6頁の多忙浪費型の生活と、7頁のスローライフのような職住接近では、随分と違った人生模様が垣間見れる。おカネよりももっと大切なものがある。そう信じていた時代があったことを覚えて おいていい(29頁)との指摘は今の時代には受け入れられると思う。買わなければいけないものなんて、そうあるものではない(37頁)。いま、ここにいる自分を引き受けて、責任を感じて生きていくのが大事なこと(147頁)。確かに。 

2014/09/30

けんとまん1007

消費をやめる。賛成。ただ、言葉どおりで受けとってはいけないということが最初に書かれているので、わかりやすい。平川さんの本は3冊目で、一貫した視点を感じる。自分で、それなりに畑で野菜を作り始めてから、ものの考え方が少し変わってきたと思う。消費よりも、生産することに思いが行くようになった。それに大規模店はコンビニには、違和感をずっと感じているのも事実。そんな感覚が間違っていないのだということを認識できた。最近思うのは、息子の代にきちんとしたものをつなぐということ。今の風潮は、その逆を行っている。

2015/02/10

onasu

成長戦略、て囂しいけど、今のところカネをいっぱい刷っただけ。それに対して平川さんは、日本はもう経済成長を求める世の中じゃない、と言うけど、成長を要する分野と、そうではないとこ、その色分けが変わる、てことではないのか。  とは言うものの、著者の喋りはすんなり腹に落ちる。戦後は、皆が同じものを持てる時代になった果てに、消費すること自体が目的になった。即ち、消費しないと、経済が循環しないと。  それで行き着く先は、いわゆる合理性のある結果で、シャッター商店街か、巨大商業施設か。どちらもいやだな、と素直に思う。

2015/01/19

たかやん

「消費の現在地点」そして「消費はどうあるべきか」を説く1冊。例えばテレビだと『ALWAYS 三丁目の夕日』の時代なら"町に1台"だったのが、"1家に1台"になり、やがて"1人に1台"。消費化は、集団を個々人へと分断する。消費化は都市化であり、週休二日制・労働者派遣法の改正・コンビニ出現がその分岐点に。そんな、棲み分けを許容しないグローバリズムの潮流に抗うには、顔のある消費者に戻ること。ただし、閉鎖的なムラ社会からの脱出として、都市化に至るプロセスは"自然過程"であったことだけは忘れずに。

2018/03/04

ky

週休2日の普及にともない、日本人は生産中心から消費主体の生活に変わっていった。金持ちや金を使うことが悪てはなく善に変わった。綻びに継ぎあてしていたのが買い換えるようになった。TVが街頭から各戸、各部屋へと大量に普及した。今は電話が各人が持つようになった。消費はとことん拡大する。グローバリズムで破れた邦銀。大型店出店で廃れる商店街。無くなる銭湯や個人の喫茶店。著者によれば、多数のカードを持ち通販でチャチャッと買い物というのはダメ。当地は林野を拓き人工的に作られた街、40年?経って子ども世代には地元意識。

2016/01/03

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