KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

フォトジャーナリスト 長倉洋海の眼

フォトジャーナリスト 長倉洋海の眼

フォトジャーナリスト 長倉洋海の眼

作家
長倉洋海
出版社
クレヴィス
発売日
2017-02-28
ISBN
9784904845776
amazonで購入する

フォトジャーナリスト 長倉洋海の眼 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

けんとまん1007

やはり、長倉さんの写真は違う。おそらく、写真家とフォトジャーナリストの違いなのだろう。ジャーナリストの眼と写真家の眼を持ちながら、やはり、ジャーナリストの眼のほうが強いのではと思う。さらに、長倉さんと被写体となる人たちとの関係性もあるのだと思う。共に生きる者としての思想がある。自分も写真を撮るとした時に、被写体が人・動物・植物・風景であっても、そうありたいと思う。

2022/10/05

たまきら

人と出会うこと。そして、何度も会いに行くこと。被写体だけれど、その人を知ったうえで撮影された写真には、その人がふと見せる何か、分かり合えるなにかが映っているように感じられるときがある。笑顔だったり、苦悩だったり。それは同じく観察し返してくる眼差しよりもはるかに多くのことを私たちに教えてくれる。そして、こどもの笑顔はどの国でもうつくしく、はかなく、力強い。

2018/01/27

sasha

やっぱりいいわ、写真集は。長倉氏のカメラを通して、世界が見られるのだもの。カバー作品の躍動感も素晴らしい。長倉氏が何度も同じ国・地域に通って撮影対象者との関係を深めらからこそ作品となったものも多いんだよね。マスード好きとしては最初の見開きに掲載されていた、読書するマスードの写真だけでもやられました。

2017/05/23

kaz

総じて、前半は所謂フォトジャーナリストと言われる人が撮る戦場とそこに暮らす人々の写真、後半は「世界は広く、美しい 地球をつなぐ色」シリーズに見られるような、子供達の屈託のない笑顔の写真。ソマリア、エルサルバドル、アフガニスタン、コソボ等々、よくこのような場所に何度も行けるものだと、改めて驚愕させられると同時に、ひょっとすると日本を含む先進国の状況の方が特殊なのかもしれないという気にさせられた。もちろん、今の自分に何ができるというわけではないが。

2017/04/23

感想・レビューをもっと見る