ISHIYA私観 ジャパニーズ・ハードコア30年史
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ISHIYA私観 ジャパニーズ・ハードコア30年史 / 感想・レビュー
Eiki Natori
この夏フジロックが強行された。出演者にクロマニヨンズがいた。翌日、たまたま聴いたラジオに甲本ヒロトがゲストで出ていた。フジロックについて聞かれたとき「僕たちはやれることをやるだけ」と言い放ってた。私は五輪に出たアスリートと全く同じ発言に失望した。「脱政治化」という「政治化」が進む日本の音楽。ブルーハーツや清志郎のように「政治」と向き合った時代を惜しんだが、そのヒロトまでが凡庸でニュートラルな考えな持ち主だったのだ。その少し前、ハードコアの大御所GAUZEの新譜を購入した。ハードコアはそのままだった。ゆえに
2021/08/28
クローカ
ハードコア・パンクの現場に身を置く著者による、平成日本のアンダーグラウンド・パンク史について書かれた本。著者がやっていたDEATH SIDEというバンドにはYOSHIKIがヘルプで入っていたなど、意外な登場人物、世紀末覇王なんちゃらもビックリな暴力エピソード、やはりヤンキーものの漫画顔負けの熱い人間ドラマ。音楽、というか人が書かれた本でした。TOSHI-LOWによる『ハードコアは愛だ』という惹句はまさに、という感じ。
2021/03/12
takoyama
なかなかフォローできてない時期を知ることができた。しかしこのシーンの人は早逝が多い。なぜGISMの名は出せない?
2021/08/10
スズキヨウスケ
過去記録 今、パンクだとかエモだとか持ち上げられてるもの、いったんこれを通過してみてほしいし今自分の信じてるパンクはちゃんとパンクだった
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