美術作品を見るとは、どのようなことなのだろう?漠然としたこの問いに、1907年、夏目漱石が東京美術学校(現・東京藝術大学)でおこなった講演をひもときながら、漱石の…
2012/7/6
東京・渋谷の『桜丘カフェ』の看板ヤギ、さくらとショコラ。通称「しぶやぎ」が渋谷の街を巡る姿を収めた写真集が登場。若者と触れあったり、CDショップに出没したり、大…
2012/7/6
性欲旺盛で、そのことを隠さずちゃっかり実践していく女性=ビッチ。気鋭のジェンダー&カルチャー論者の著者がビッチをキーワードにしてその特徴、生態、歴史、図鑑など…
2012/7/6
「あなた」だからこそできること。「わたし」だからこそできること。いろいろな言葉の後にかけるだけで、不思議と前向きになれる、幸せを呼ぶ魔法の言葉。ツイッターから…
2012/7/6
北海道のローカル番組でありながら全国的に人気を広めた無謀な旅番組『水曜どうでしょう』。そのディレクター2名による「電撃オンライン」連載コラムの書籍化。Web未掲載…
2012/7/6
博物学や図像学、神秘学などちょっと変わった目の付けどころで知られる著者が、好きなことをして生きるコツを伝授。勝ち組になるための勉強ではなく、「アマチュア」とし…
2012/7/6
デビュー作『自縄自縛の私』が映画化された(年内公開予定)作家の短編集。女にモテない男がふとしたことで出会った女に惹かれ、会いたいがために女装を続けるはがゆく切…
2012/7/6
グイ飲みと金魚が交合し、茶碗が人間に化け、丼鉢が空を飛ぶ――。奇想天外な『田紳有楽』で知られる鬼才・藤枝静男の傑作集が登場。初期の創作説話「龍の昇天と河童の墜落…
2012/7/6
6月、91歳で世を去ったブラッドベリ。文学界のみならず、多くのアーティストに影響を与えたSFの巨匠が、幼年時代の記憶、交友関係、政治、創作の秘密、そして自作について…
2012/7/6
あらゆる感覚に開かれた芸術である絵本は、子どものみならず、大人にも瑞々しい感動を与えてくれる。本書は夜、感覚、森、動物たち、変身など7つのテーマのもと、内外の傑…
2012/7/6
10年前の大災厄で荒廃した地球は、暫定政府NEUが仕切っていた。生き延びた少年アーウッドはアンドロイドに近い人間そっくりの生物「ノンオリジン」で、レッド・ブランチと…
2012/7/6
父親となったサイエンス作家が自らの経験と科学知識を踏まえ、妊娠から出産、子育てまでのあれこれを描いた一冊。「男の子だとつわりが軽い」は俗説なのか、妊婦の不安定…
2012/7/6
世代を越えて読み継がれる英米児童文学の代表作を、1843年の『クリスマス・キャロル』から1997年の『ハリー・ポッターと賢者の石』までたっぷり紹介した本格的な事典。そ…
2012/7/6
1937年にスペイン北部の小さな町ゲルニカが空爆されたニュースを見て、ピカソは後に代表作とも称されるようになった「ゲルニカ」の制作を始める。「ゲルニカ」制作を軸に…
2012/7/6
時は幕末、福岡・黒田藩の宿場町。権力者・徳兵衛と暴れ者・彦左が率いる二大勢力が反目し合う。そこで持ち上がったのが「斗棋」、つまり人間将棋だった。男たちがガチン…
2012/7/6
ボサボサで油っぽい髪。指紋付きのでかい眼鏡。痩せてて、チビ。もてない高校1年生の相原太陽は、クラス合宿で披露した出し物を機に、演劇部乗っ取りを企てる。劇団「五反…
2012/7/6
美容整形、小型化技術、デコトラ、仮面ライダーなど特撮テレビドラマシリーズ、そして日本のエネルギー政策――。ミーハー主義を標榜する芥川賞作家が、現代日本文化に指摘…
2012/7/6
目覚めると、まず自分が誰なのかを確認する。なぜなら主人公は、結婚して幼い娘がいる田村裕美と、24歳で独身の中野由巳という、まったく違う二人の人生を同時に生きてい…
2012/7/6
名コラムニストによる「コラム道」の本。コラム道に王道なしなどと逃げるのではなく、「コラムとは何か」「文体と主語」など各回のタイトルからもわかるように具体的で役…
2012/7/6
食べる日本語、育てる日本語、歩く日本語、描く日本語。著者が、日常のなかで「気になる日本語」を探しあて、ほじくり、しつこく味わう(はずの)イラストエッセイ。小学…
2012/7/6
遠い国の小さなお城に住む、恥ずかしがり屋の王様とあわてんぼうのお供たち。王様は、困っている者がいると何かしてあげたくなるけれど、照れくさくてうまく命令できず、…
2012/7/6
世界的批評家・スタイナーが、『ニューヨーカー』誌に30年にわたって執筆した評論・エッセーから28編を選りすぐった一冊。オーウェルの『一九八四年』について論じた「暇…
2012/7/6
一線を退いたはずの男が、昔なじみのスナックで頼まれ仕事をするうちにかつての辣腕を振るえる新たな場を見出すことに……。妻のガン宣告を機に大手百貨店を早期退職した主…
2012/7/6
『高野聖』で知られる文豪・泉鏡花は無類の「おばけずき」でもあった。本書は怪異を扱った小品にスポットを当て、豊かな幻想怪奇の世界に誘うユニークなアンソロジー。小…
2012/7/6
禁欲と自我抑制が基準となる旧道徳論に対し、貧困から開放された21世紀にも有効な「道徳」とは何か?結婚と買い物のタイミングを計る「バーゲン理論」や自己愛を主張する…
2012/7/6
そこは世界で一番小さなアーケード。風変わりな品々を扱う店主と、理由あってそこに集まる客たちのささやかで不思議な物語――。『博士の愛した数式』などで知られる著者が…
2012/7/6
僕が知り合った女性は、「折鶴事件」と呼ばれる一家殺人事件の遺児だった。両親と兄は密室状態の家で殺され、彼女だけが生き残った。事件に強く惹かれた僕は、事件のこと…
2012/7/6
女髪結いのお俊と別れた磯吉は、荷上げ人足として日々を送っていた。元定町廻り同心・森口慶次郎のもとを訪れた磯吉は、医者への紹介状を書いてくれるよう頼む――(「春惜…
2012/7/6
八咫烏が支配する世界で始まった、世継ぎ・若宮の后選び。有力貴族から候補として宮廷にあがった4人の姫君たちの前で、次々と事件が巻きおこる。失踪する侍女、後宮への侵…
2012/7/6
会えない人と、死んでしまった人と、どこに決定的な違いがあるのだろうか。大阪で、墨田区で、世田谷で、瀬戸内海で……。わたしは、かつて誰かが生きていた場所を、生きて…
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