…ついに完成! そしてサイン本作成と販促会議

文芸・カルチャー

公開日:2023/2/22

はじめて手にした見本品の感想は!?

「見本品ができました!」のご連絡を受け、2月10日の金曜日、雪の中を足取りも軽くほるぷ出版さんに伺います。そこで待ち受けていたのは、テーブルの上にずらりと並べられた本、本、本! まだ表紙は見えなくとも、素晴らしい出来栄えだというオーラが飛んでいるような。

嬉しさを隠しきれないまま、巻いてある紙をはずし……

ああ、ついに!ついに!

advertisement

完成です!
『はじめての絵本 赤ちゃんから大人まで』が出来上がりました。
なんて素敵な表紙なのでしょう。満面の笑みです。
(担当編集者の黒田さんも笑顔。)

手に取った感触も、軽くてやわらかくて、申し分ないです。

冊数が揃うとこの迫力!

表紙だけでなく、帯も、背表紙も、この明るさ。表紙カバーをとると、絵本を楽しんでいる子どもたちが、こちらを向いて笑いかけてくれます。この装幀も、帯のデザインも、タイトル文字も、すべて三浦太郎さんが手がけてくださいました。店頭に並ぶのが、本当に楽しみです。

喜びと興奮も冷めやらぬまま、さっそく販促会議に参加です。ほるぷ出版さんの営業部長や広報担当の方も駆けつけてくださって、作戦を練ります。皆さんに助けられながら、ようやく出来上がったこの絵本。なんとか多くの方に読んでもらわないと意味がありません。店頭での展開や、オンラインイベントの話など、真剣に打ち合わせを重ねます。

会議がひと段落すると、今度はこちら。サイン本の作成です。いつも絵本ナビでは、作家さんにサインをお願いする立場です。自分でサインを書くなんて、恐れ多いのです。「喜んでいただけますように」という念を込めて(!)、1冊1冊名前を書かせていただきます。

このプレッシャーたるや……やっぱり作家さんってすごいです。(比べたらいけませんね。)

さて、主役の本が完成しました。次は広報の出番です。発売の24日までには、まだ少し日にちがあります。次回はちょっと楽しそうな内容になる予定、引き続きよろしくお願いします!

【サイン本+ポストカード付】数量限定セットは絵本ナビでも販売中です!

本作品を「絵本ナビ」で購入 >

はじめての絵本 赤ちゃんから大人まで

著:磯崎 園子

出版社からの内容紹介

「子どもはどんなふうに絵本を読んでいるんだろう?」
絵本ナビ編集長・磯崎園子が、その年齢にしか味わえない「絵本の楽しみ方」を紹介。赤ちゃんから大人まで、絵本と年齢の関係についてわかりやすく解き明かします。

赤ちゃんは宇宙人!?〈0歳と絵本〉/何かを言おうとしている〈1歳と絵本〉/たくましくって、奥深い〈2歳と絵本〉/空想と現実が溶け合って〈3歳と絵本・前編〉/自分と相手が同時に見えてくる〈3歳と絵本・後編〉/自分の感情をもてあます〈4歳と絵本・前編〉/彼らは小さな探求者〈4歳と絵本・後編〉/でも、どこかで信じている〈5歳と絵本〉/あの子は、私。〈6歳以上と絵本〉/大人だってわかっていない〈大人と絵本〉/子どもみたいに絵本を読む〈続・大人と絵本〉など。(本書「もくじ」より一部抜粋)

本書のタイトルである「『はじめて』という言葉には、生まれてはじめて絵本を目にする赤ちゃんはもちろんのこと、はじめての育児に向き合おうとしている方、さらにはじめての絵本を読む瞬間の喜びを感じる全ての読者の方へ向けて、という意味も込められています。今まさにどんな絵本を選ぼうか迷っている方から、絵本の世界をもっと深く知りたいと思っている方まで、広くこの本を手にとっていただけたら嬉しいです。」(本書「はじめに」より一部抜粋)

絵本と子どもの関わりを長年観察してきた著者ならではの気付きや発見は、一度は「子どもに絵本を」と意気込んだものの、いつの間にか「絵本離れ」をしてしまった人の背中をも力強く後押しします。本書を読めば、絵本がもっと楽しくなる!子どもがもっと愛おしくなる!さあ、あなたも絵本を探しにいきませんか。

装幀・絵は三浦太郎さん。ロングセラーから新刊まで約180点の書籍をオールカラーで収録。選書リスト・コラム・本書のための書きおろし原稿を加えた充実の一冊です。年齢ですぐに開ける便利なインデックス付き。「子どもの本」の人気連載「絵本と年齢をあれこれ考える」の待望の単行本化。

『はじめての絵本 赤ちゃんから大人まで』の発売を記念して、今なら三浦太郎さんデザイン「『はじめての絵本』オリジナルポストカード2種」をサイン本とセットにしてお届けします! これは可愛いですよ。

あわせて読みたい