【出版社の宣伝のお仕事】できました! 絵本「あかちゃん ととととと」ケース(童心社)

文芸・カルチャー

公開日:2023/12/11

広告宣伝担当Sです! このたび「あかちゃん ととととと」シリーズ全6巻を書店でずらりと並べられる、スペシャルなケースを作りました!
「あかちゃん ととととと」シリーズは、あかちゃんとの毎日、「おはよう」から「おやすみ」までの生活がもっと楽しくなる絵本。カラフルなやさいやくだものが、とてもかわいいのです。

おふろにはいろ

作:三浦太郎

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ぼうしかぶって

作:三浦太郎

あさだ おはよう

作:三浦太郎

こんにち、わ!

作・絵:三浦太郎

かさ さして

作・絵:三浦太郎

ごろん ごろごろ

作・絵:三浦太郎

そんなシリーズのケースをどんなふうに作ったかというと……

①全ては営業担当者のスケッチからはじまる!

営業担当者スケッチ

 

営業担当Hさんのスケッチがこちら。書店のあかちゃん絵本コーナーで、お客さんの目を引くにはどうすればいいか。お忙しい書店員さんが展開しやすい形であることも大切だとか。

著者・三浦太郎さんからもアイディアをいただき、本の背表紙の色を格子状に並べてみることに。さっそくデザインにとりかかります。

格子の大きさや向きも考えます

 

格子の色の順番がちょっと違うだけで、見え方が変わるので驚きました!
きれいに見えるよう試行錯誤をくり返します。 

②デザインが決まったら、いよいよ印刷へ!

印刷所からあがってきた見本を見て、色味の確認をします。絵本の色と合うように、編集担当Nさんの力も借りて、すみからすみまで慎重に校正。 

見本に赤ペンでチェックを入れていきます
絵本とはちがう紙に印刷することもあり、 色味を合わせるのはなかなか大変です

 

③型屋さんから箱のダミーが届きました。

組み立てて立体になる前の、平らな状態です

今回、書店で目立つようフタを切り取って看板にするためのミシン目を入れてもらいました。
紙が厚いので切り取れるか不安でしたが、大丈夫そうです!