「M・A・O」声優インタビュー&撮り下ろしグラビア【声優図鑑】
更新日:2015/7/8
これからの活躍が期待される声優に、声優を目指したきっかけや、初めてのお仕事、そしてプライベートなことまで、気になるあれこれについてインタビューを行い、さらに撮り下ろしのミニグラビアも交えて紹介する人気企画「声優図鑑」。
第12回となる今回は、現在放送中の『極黒のブリュンヒルデ』でカズミ=シュリーレンツァウアー役を、ニコニコ動画やYou Tubeで配信中の『土鶸井先輩保護クラブ』では萌恵役を、5月31日公開の劇場アニメ『劇場版 ゆうとくんがいく』でルル役を演じるM・A・Oさんです。
――まずは、声優を目指したきっかけを教えてください。
M・A・O:小さい頃から漫画やアニメが大好きだったのですが、直接的なきっかけは、特撮ドラマ『海賊戦隊ゴーカイジャー』に出演させていただいたことです。変身後のお芝居でアフレコをするのがすごく楽しくて、機会があれば声のお仕事にチャレンジしてみたいなと思うようになりました。
――『クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!』で、声優としての初アフレコはどうでしたか?
M・A・O:とにかく緊張しましたが、共演者の方々やスタッフさんが色々とアドバイスをして下さったので、とても心強かったです。
――では、演技もスムーズに?
M・A・O:キラキラという妖精の役をやらせていただいたのですが、とても特徴のあるキャラクターだったので、楽しく演じることが出来ました。ちょっと意地悪で(笑)、わがままなお姫様みたいな感じを出せるように心掛けました。
――現在放送中の『極黒のブリュンヒルデ』ではカズミを演じていますが、M・A・Oさんから見てどんなキャラクターですか?
M・A・O:カズミは「操網」の魔法使いで、パソコンの遠隔操作が得意な女の子です。感情の起伏が激しくて、思ったことをズバズバと口にする反面、肝心なところでは素直になれない、ちょっとひねくれた感じが魅力的です。ツッコミが激しかったり、お年頃だからか下ネタを連発したりもするのですが(笑)、とても素敵なキャラクターです。
――カズミちゃんは大阪弁が親しみやすいですが、M・A・Oさんも大阪出身ですよね。
M・A・O:そうなんです。関西弁が喋れて良かったなと思いました(笑)。ただ日常会話とお芝居はやはり別物なので、難しい部分もあります。ちょっとしたニュアンスやイントネーションが自然になるように気を付けています。
M・A・O:はい(笑)。とっても不思議な雰囲気のギャク作品だと思います。萌恵はホワンとした女の子ですが、周りのキャラクターの個性が強烈なので、ツッコミ役でした(笑)。テンポが良く一気に観られるので、是非チェックしていただきたいです。
――アフレコ現場はどうでしたか?
M・A・O:もう、すごく楽しかったです! 一つ一つの台詞が面白いので、笑いを堪えるのが大変でした(笑)。
――そして、OPテーマ「護って かまって ルンルンルン」がまた笑えますね(笑)。こちらは、どんな演出が?
M・A・O:「あまり抑揚を付けず一本調子で歌って」とアドバイスをいただきました。原作の窓ハルカさんが作詞をして下さったので、作品の世界観ともピッタリだと思います。あとは、間奏で入っている語りにも注目してほしいです(笑)。
――5月31日には、『劇場版 ゆうとくんがいく』が公開されますね。
M・A・O:ありがとうございます! 映画館の大音量で声を聞いていただけると思うと、楽しみな反面、ハラハラします! 私が演じさせていただいたルルは、貯金が趣味でお金にシビアな女の子(笑)。まだ幼いのに一家のお財布を預かるしっかり者です。台詞だけ見ると、すごく大人っぽいことを言っているので、見た目の可愛らしさを損なわない様に、気を付けながら演じました。
M・A・O:読むことが好きです!好きなジャンルはたくさんあるのですが、昔から「少年ジャンプ」が大好きでした。
――ちなみに、憧れている声優さんはいらっしゃいますか?
M・A・O:キャラクターの年齢や性別を問わず、幅広い演技が出来る方に憧れます。
――では、これから演じてみたいキャラクターは?
M・A・O:小さい男の子の役に挑戦してみたいです。あとはちょっとエキセントリックな変わった役も演じてみたいです!
――最後に、この記事を見てくれる方にメッセージを!
M・A・O:これからも色々な役に挑戦して、「あの役はM・A・Oがやっていたんだ!」と思っていただけるように頑張って行きたいです。顔文字みたいな名前ですが(笑)、どうぞお見知り置き下さい!
――ありがとうございました!
次回の「声優図鑑」をお楽しみに!
【声優図鑑】M・A・Oさんのコメント動画【ツイアニ】
M・A・O(市道真央)
・市道真央オフィシャルブログhttp://ameblo.jp/ichimichi-mao/
・市道真央-イエローキャブNEXT
http://www.yellow-cab-next.jp/mao-ichimichi.html
(取材・文=麻布たぬ、撮影=山本哲也、キャスティング協力=吉村尚紀)