「相坂優歌」声優インタビュー&撮り下ろしグラビア【声優図鑑】

アニメ部

2014/10/22

相坂優歌

これからの活躍が期待される声優に、声優を目指したきっかけや、初めてのお仕事、そしてプライベートなことまで、気になるあれこれについてインタビューを行い、さらに撮り下ろしのミニグラビアも交えて紹介する人気企画「声優図鑑」。

第32回となる今回は、カードゲーム『アンジュ・ヴィエルジュ』の日向美海役や、10月スタートのTVアニメ『甘城ブリリアントパーク』のミュース役、『俺、ツインテールになります。』の津辺愛香役を演じる相坂優歌さんです。

――Twitterを拝見したんですが、今日迷子にならないか心配してらっしゃいましたね。

相坂:そうなんですよ~! 私、方向音痴なんです。いつも30分前に着くように行動してます。

――迷わなかったですか?

相坂:迷わな……ちょっと! ちょっとだけ!(笑)でも、無事にたどり着けました。

――撮影はいかがでしたか。

相坂:今年に入って撮影の機会が増えたんですけど、やっぱりカメラを向けられると緊張してしまいますね。いっつも、難しいな~と思います。もっと写真に撮られることに慣れていきたいです。

――さて、お仕事のお話をお聞きします。相坂さんはトレーディングカードゲーム『アンジュ・ヴィエルジュ(以下、アンジュ)』の日向美海を演じていますね。『アンジュ』はどんなゲームなんでしょうか?

相坂:『アンジュ』は「女の子しか出てこない!」という、すごく思い切りのいいTCGです(笑)。「シンプル&スピーディーでさくさく遊べる」がテーマの、誰でも楽しめるゲームですね。私は『アンジュ』の大会に出て、体験会でティーチングをやっているのですが、みなさん10分もあればできるようになって、覚えていってくれます。


――相坂さんが演じているのは、どういうキャラクターなんでしょう。

相坂:日向美海ちゃんは、風を使うエクシード(異能)を持っている女の子。でも、力が目覚めたのがつい最近で、まだ扱いなれていません。ついこないだまで、ただの明るい元気な子が、力に目覚めて奮闘します! 天然でほわーんとしているけど、締めるところはきっちり締める、「みんなのために戦わなくちゃ」というアツい信念も持っている…主人公っぽい女の子です。

――相坂さんは、『アンジュ』を応援するユニット「L.I.N.K.s」の一員ですね。どういう活動をしていますか?

相坂:「L.I.N.K.s」は、アルファドライバーさん(※『アンジュ』のファンのこと)と一緒に『アンジュ』を盛り上げていこうというユニットです。メンバーは、石原舞ちゃん、高橋李依ちゃん、生田善子ちゃん、私と…(編集部注:インタビュー収録当時。10月7日に山本希望さんの加入が発表されました)。テーマは「挑戦」。歌もダンスもTCGも、すべてに全力を賭けてます!

――TCGの腕前は、やっぱりみなさん強いんでしょうか。

相坂:みんなガチですよ! 相当強いです。「サマーカップ」という3人でチームを組んで戦う大会があるんですが、「L.I.N.K.s」は4人(当時)だから、1人は出られなくなってしまう。その出場を賭けてメンバーで対決しました。私は「L.I.N.K.s」の初期からのメンバーなんですけど…なんと負けてしまいまして…。

――それはショックですね。

相坂:それだけみんな、ガチで取り組んでるんですよ。

――プライベートでも、「L.I.N.K.s」のメンバー同士で『アンジュ』の練習をしたり遊んだりすることはありますか?

相坂:ありますー! 休日に集まる機会があると、すぐ「やるかー!」ってカードを出しますね。『アンジュ』を持ってこないわけがない。みんなカバンの中にカードを入れています。


――「L.I.N.K.s」のメンバーの中で、「強い」と感じる子はいますか?

相坂:個人の能力的にはそんなに差はないかなって思っています。カード的に強いのは「黒の世界」の女の子、ソフィーナですかね。だから、ソフィーナ役の石原舞ちゃんは強い印象があります。

――みなさん、自分のキャラを中心にデッキを組んでるんですね。

相坂:そうなんです! みんな、自分のキャラクターをずらっと並べるのが好きなんです。カードの強さはちょっとずつ違うけど、今度発売されるブースターパック第5章「緑の門を喚ぶ少女」では、私が演じている美海ちゃんも強くなっています。それで戦ったらまた違うかも。今後の美海ちゃんに期待してます!

――第5章が発売されるんですね。『アンジュ』の今後の展開について教えてください!

相坂:コミックスや小説、アプリゲームなど、いろんなところに展開しています。「L.I.N.K.s」の活動としては、『アンジュ』の新主題歌「ユナイトライト」を、地方大会でミニライブを行う予定です。『アンジュ』が日本のゲーム・アニメ好きにもっと浸透してほしいですね。


――ちなみに相坂さんは、アンジュのお仕事をやる前から、カードゲームは好きだったんですか?

相坂:はい、やってました! はじめてTCGに触れたのは小学校のころ。そのころは絵を見て楽しんでいるだけでした(笑)。ゲームとしてやるようになったのは、今から二年前。声優になりたいと思うようになったきっかけも、TCGのアニメが好きで、「このアニメに出たい!」と思ったからなんです。

――TCGゲーマーの目から見た、『アンジュ』の魅力はどこにありますか?

相坂:覚えやすくて、分かりやすくて、友達に勧めやすいのはなによりも魅力ですね。個人的には、「女の子しか出ない」ってところが大好きです! 私、ほかのTCGをやっていたころも、女の子しか入れないデッキを組んでたんですよ。ある意味、女の子以外を必要としてなかった(笑)。だから、かわいい女の子しかいない『アンジュ』はどんなデッキを組んでも楽しいです。絵師さんもたくさんの方を起用していて目の保養になりますね。

――美海ちゃんは、人気イラストレーターのカントクさんが描いています。

相坂:すーごくかわいいんです! 美海ちゃんはもともと二つ結びだったんですけど、第3章のパックでは、ツーサイドアップの髪形をしています。実は、私もイベントでツーサイドアップをしていて…偶然かもしれないんですけど、「美海ちゃんが私と同じ髪型になった!」と大興奮しました。

――それはすごく嬉しいですね。

相坂:大好きなカントクさんの絵で、同じ髪型の美海ちゃんが登場したのは、生涯の思い出として心に刻まれてます。

――ファンの人たちの反応はいかがでしたか?

相坂:「同じ髪型だねー!」って言ってくれました。私がそのカードをいちばん気に入っているのを知っているので、ファンの方も「この3章の美海ちゃんにサインしてください」って持ってきてくれますね。

――5章の美海ちゃんは、何か変化がありますか?

相坂:ハロウィンの仮装をしてます。アメをくわえて、「ん?」って顔をしてこっちを見てる。しかも、くびれがねー、キュッってなっているんですよ! その美海ちゃんを集めてデッキに加えたいですね~!


――くびれに注目ですね! 10月から放送が始まるアニメについてもお聞きします。『甘城ブリリアントパーク(甘ブリ)』について教えてください。

相坂:甘城ブリリアントパークでキャストとして働く精霊のひとり、ミュース役です。4人いる妖精のなかで、一番リーダーとして奮闘しているけど、他の精霊が自由すぎて、めげちゃうことが多いです。常識人で優しい女の子なんですけど、思いっきり周囲に振り回されていますね。

――『俺、ツインテールになります。』は、ヒロインの1人、津辺愛香役ですね。

相坂:『俺ツイ』は、真面目にふざけている作品です(笑)。愛香ちゃんは主人公の総二くんをすごく愛しているんだけど、素直になれない。彼のためにツインテール戦士の「テイルブルー」に変身して戦う、いじらしい女の子です。

――格闘技をやっていて強いキャラなんですよね。

相坂:めちゃくちゃ強くてかっこいいです。でも、外見はすっごくかわいいんですよ。ながーいツインテールに、ニーハイ。完璧な“かわいさ”なんですけど…その細身な体が、幸か不幸か、ちょっと貧乳なところがあって…。でもっ! 私は、ツインテールな女の子は貧乳がいいと思いますっ!

――相坂さん、ものすごく熱弁してらっしゃいますね!

相坂:ツンデレ幼なじみキャラクターは貧乳が似合う! 自分にコンプレックスがあるからこそ余裕がなくて、もう1人のヒロインであるトゥアールに怒ったり、「私の総二に近づかないでよーっ!」とボコボコにしたりしてしまうんです。

――『俺ツイ』の注目シーンはどこになりますか?

相坂:変身シーンはもちろんですけど、トゥアールをぶっとばすシーンですかね(笑)。今日はどんな技をかけるのかなー、どんなふうにぶっとばすのかなーって注目してもらえればと思います。


――プライベートについてお聞きします。休日はどう過ごしていますか?

相坂:最近楽しかったのは、『桜Trick』で共演した五十嵐裕美さんと遊びにいったことです。『桜Trick』では、裕美さんのキャラとカップリングで、ニコ生やイベントでも一緒になることが多かったんです。その中でだんだん仲良くしてもらえるようになって、今ではプライベートでも会うようになりました。『桜Trick』にはすごく感謝してます!

――五十嵐さんとはどこに出かけますか?

相坂:渋谷とか新宿ですかね。ごはんを食べに行くことが多いです。裕美さんは本当に楽しい人で、特に話題がなくても、一緒にいるだけで楽しいですね。いつも面倒をみてもらっています。

――最近、ハマっていることはなんでしょう。

相坂:ハマっているというか、詳しくなりたい! と思っているものは「ラーメン」です。もともとコッテリしたラーメンが大好きで、天下一品の明太ごはんセットなんてサイコーなんですけど…もっといろいろお店をめぐって、コッテリなラーメンの知識の幅を広げたいと思って勉強中です。

――新しいオススメができたら、ぜひ教えてください! ほかに好きなものはありますか?

相坂:もともとインドア派なので、漫画を読むのが好きです。最近好きなのは阿部共実さんの『空が灰色だから』と『大好きがムシはタダシくんの』。最近出た『ちーちゃんはちょっと足りない』もそうですが、世の中を生きづらい人たちを描いた作品が多いです。

――そういった傾向の作品が好きなんですか?

相坂:そうですね、「もどかしい」って気持ちを抱えて生きている人たちの作品を読むのが好きです。…そういう思いを抱えている人、人生を灰色に生きている人たちの力になりたくて、この仕事をやっているようなところがあります。

――相坂さんも同じような思いを感じることはありますか?

相坂:私もなかなか不器用なところがあって、上手に生きられるようなタチじゃないんです。アニメや漫画が好きな人達の中には、生きづらいと感じている人たちもいるはず。そういう人たちに向けてなにか発信できることを探して、力になれるような活動をしていくのが、今の一番の目標かもしれません。そのためにも、いろいろな機会を自分で楽しんで、見てくださる方に楽しんでもらえればいいなと思います!


――ありがとうございました!

次回の「声優図鑑」をお楽しみに!

相坂優歌

・プロフィール(アプトプロ)
http://aptepro.jp/talents/y_aisaka.html

・個人ブログ「あいさか×ぶろぐ」
http://ameblo.jp/aiyu-nyan/

(取材・文=青柳美帆子、撮影=山本哲也、キャスティング協力=吉村尚紀