「和氣あず未」声優インタビュー&撮り下ろしグラビア【声優図鑑】

アニメ部

2015/10/14

和氣あず未

編集部が注目する声優に、声優を目指したきっかけや、初めてのお仕事、そしてプライベートなことまで、気になるあれこれについてインタビューを行い、さらに撮り下ろしのグラビアも交えて紹介する人気企画「声優図鑑」。

第88回となる今回は、「アイドルマスター シンデレラガールズ」片桐早苗役や「あにトレ!EX」樋口えり役などを演じる和氣あず未さんです。

――和氣あず未さんって本名なんですね。ニックネームはありますか?

和氣:最初は「あずみん」って呼ばれてたんですけど、他の方とかぶってしまうので、アイドルマスターのプロデューサーさんからは「あじゅじゅ」とか「あじゅみん」って呼ばれてます。ぜひこんな風に呼んでください♪

――今回の撮影の感想は?

和氣:私、本当に撮影が苦手なんです。撮られることも、撮られた写真をあとで確認することも。このポーズであってるのかな〜って考えちゃうし、モデル気分だと思われてないかなって、我に返ってすごく恥ずかしくなっちゃうんですね(笑)。だから撮影前は緊張でおなかが痛かったんですけど、カメラマンさんがおもしろい方だったので楽しく撮影できました(笑)。雨でしたけど、傘を使って、空から振ってきたレインボー少女を演じたりとか(笑)。

――衣装も妖精っぽいですね。いつもこういう服装が多いんですか?

和氣:こういうかわいい服が好きで、よく着てます。家にいる時はTシャツとズボンなんですけど、外に出る時はおしゃれしたいなって(笑)。

和氣あず未

――「アイドルマスター シンデレラガールズ」の片桐早苗役が決まった経緯は?

和氣:今の事務所に所属して、初めて受けたのが「アイドルマスター シンデレラガールズ」のオーディションでした! オーディションでは他の役を受けたのですが、ディレクターさんから「このキャラクター受けてみて!」と早苗さんをやらせていただき、自分でもとても演じやすくて、絶対にこの役がやりたい!と思いました。

――どんな風に演じようと思いましたか? 早苗ちゃんは28歳で年齢も離れていますよね。

和氣:キャラクターの絵を見た時は高校生くらいかなって思ったので、28歳の役をできるかどうか不安でした。でも、そのままでいいと言われて。今は、かわいさとお姉さんらしいしっかりしたところと、両方出せるといいなって考えるようになりました。プロデューサーさんがどういう声を求めているのか、ファン目線になれるように自分でもゲームをプレイしてます。

――早苗ちゃんのどんなところがかわいいと思う?

和氣:早苗ちゃんってすごく童顔なんですよ。なのに私服のセンスがすごく“昭和”で(笑)。それでも「自分はかわいい」って思っているところがかわいいです(笑)。

――好きなセリフはありますか?

和氣:代表的なセリフが「逮捕しちゃうぞ」なんですけど、かわいいなって。古くさいんですけど(笑)、そのぶん、かわいくしゃべれば、かわいさが倍増するような気がして、早苗ちゃんらしくかわいさと古さをミックスさせてます。

和氣あず未

――“古くさい”部分をプロデューサーさんからつっこまれることも多いですね(笑)。

和氣:早苗ちゃん自身は、自分がつっこみ役だと思ってるんですけど、じつはつっこまれ役(笑)。でも、そんな風につっこんでもらえるなんて、きっと愛されてるんだなって思います(笑)。

――早苗ちゃんは元婦警でしたが、声優以外に憧れていた職業はある?

和氣:キャビンアテンダントに憧れてました! 空港を歩いてる姿がすごくきれいだし、接客をする時はかっこいいな〜と。でも、中学の時に得意だった英語が高校では全然ダメだったので、すぐにあきらめました(笑)。

――早苗ちゃんのCDデビューも決定していますね。

和氣:そうなんです。プロデューサーさんによると、“逮捕しちゃうぞ”系の曲か、それとも演歌系の曲か、予想してくださってるんですけど。

――3rdライブの1日目(11月28日)に出演することも決定。ライブ初参加で楽しみにしていることは?

和氣:ステージに立つこと自体が楽しみです! 今から緊張していて、ちゃんとプロデューサーさんの顔を見られるか心配ですけど。今年の夏に舞浜アンフィシアターでのライブを見た時は、やっぱりすごかったですね〜。ステージはもちろん、プロデューサーさんの団結力とアイマス愛が感じられて。

和氣あず未

――10月からはテレビアニメ「あにトレ!EX ラジオ燃焼系」に出演されていますが、樋口えり役はどんなキャラクター?

和氣:俗にいうツンデレです(笑)。照れ屋さんだから素直じゃなかったりして、ほんとにかわいいんです。八重歯のある子ということで舌ったらずなイメージで、ツンツンしすぎるとこわくなっちゃうのでかわいさも入れつつ、スタッフさんから言われたツン3割、デレ7割くらいでやっています。

――これからの放送で楽しみにしてほしいことは?

和氣:アイドルを目指す女の子たちがエクササイズをするお話で、えりちゃんが目指すのは「バストアップ」なんですよ。えりちゃんが実際にエクササイズをしている姿を楽しんでほしいですし、じつは私もえりちゃんと一緒にバストアップを目指しているので(笑)、放送が終わるころにはすごいことになっているかもしれません(笑)。

――(笑)。ふだんエクササイズや運動をすることは?

和氣:腹筋背筋は20回までだったらできるかな。中高の部活がテニス部だったので運動神経はいいんですよ。でも最近は運動するよりゴロゴロしているほうが好きだから、すっごく怠けていて、ちょっと動くだけでも肉離れしちゃいます(笑)。

――大変そうですね(笑)。休みの日は何をしていますか?

和氣:寝ることが本当に好きで、起こされなければずっと寝てるんですけど…お母さんに怒られるので、それを避けるためにもお料理やお菓子づくりをしてます(笑)。でも、なかなか成功しないんですよね〜。クックパッドの通りに作っているのに。その過程で何が起こっているのか…。

――失敗作はどんな感じ?

和氣:クリスマスにブッシュドノエルを作った時は、生地がふくらまなくて。カステラの茶色い部分くらいの厚さにしかならなくて、クルクルって巻いたらこのくらいで(5センチくらい)。

――他にも失敗作はありますか?

和氣:ポンデリングを作ろうと思って、ドーナツをいっぱい丸めてくっつけて、そ〜っと揚げようと思ったら、パンパンパン! って玉が離れていっちゃって、カチカチのサーターアンダギーみたいな姿に…(笑)。バナナマフィンを作った時はおいしかったんですけどね。パンケーキミックスを使ったからかな。手を抜くほどおいしく作れるんだなって思います(笑)。

和氣あず未

――好きなアニメはありますか?

和氣:中学の時、DVDで観た「鋼の錬金術師」が私をあつくさせた作品です。好きなキャラクターはロイ・マスタングさん。ちょっとSなキャラクターが好きなんです。

――その頃から声優さんを目指していた?

和氣:中3の時からアニメを観るようになって、その頃の夢はまだキャビンアテンダントだったんですけど。高校生の英語ができないってなった時に、ますますアニメにハマッて、高校2年くらいから本気で声優を目指そうと思って専門学校も探しました。

――仲のいい声優さんはいますか?

和氣:お話するのは事務所の先輩が多いです。鈴木絵理さんはアイマスでご一緒しているので、初めての収録の時も一緒にいてくださって、「今から立つといいよ」ってすごく優しく教えてくださいました。佐藤利奈さんもアイマスの現場で初めてご挨拶をして、先に終わって帰られる時に「大丈夫? 頑張ってね」って声をかけてくださったり、わからないことを教えてくださったり。私、自分からはグイグイいけないほうなんです。

――もし好きな人がいてもグイグイいかないほう?

和氣:いかないです(笑)。追いかけたい派なんですよ。しかも、その想いを表に出さないで、密かに思っていたいタイプ。だから、Sっぽい人が好きだし、一歩後ろからついていける亭主関白タイプがいいなって思います。

――疲れた時や落ち込んだ時に元気を取り戻す方法は?

和氣:ファンレターです(即答)! 今はLINEとかもありますけど、丁寧に手書きで書いてくれるのはやっぱり嬉しいです。この前も、事務所に手紙が届いていたからなんだろうと思って読んだんですけど、「早苗ちゃんの声を演じてくれてありがとう」と書かれていて、電車の中だったのに泣いちゃいました。すっごい宝物です!

――手紙とか亭主関白とか、けっこう古風な一面もある……!?

和氣:そんなことないです(笑)! 現代っ子です〜(笑)。

――これからどんな声優を目指したいですか?

和氣:親しみやすい声優になりたいです。自分が憧れていた頃は、声優って絶対に手が届かない孤高の存在だと思ってたんですけど、私を知ってくださる方には友達感覚でいてほしくて。「和氣あず未ね、知ってる知ってる!」って言われるくらい。

――最後に、読者の方へメッセージをお願いします!

和氣:まだ私の名前を見るのが初めての方がほとんどだと思いますが、これからいろんな作品に携わって「また和氣あず未だよ」って言われるくらいなりたいです。それから、いつも応援してくださる方、ありがとうございます! 本当は、直接感謝の気持ちをお返ししたいなっていつも思ってます。そのためにも、少しでも多くの作品に携われるように頑張っていきますので、これからもよろしくお願いします!

【声優図鑑】和氣あず未さんのコメント動画【ダ・ヴィンチニュース】

――ありがとうございました!

次回の「声優図鑑」をお楽しみに!

和氣あず未

和氣あず未

和氣あず未(俳協)

◆撮影協力
magic tone studio(マジックトーンスタジオ)

取材・文=麻布たぬ、撮影=山本哲也、制作・キャスティング=吉村尚紀「オブジェクト