失っても、それでも人は生きていく――ロスジェネ世代を映した“肯定”の物語【榎田ユウリさんインタビュー】

アニメ・マンガ

2018/5/7

春、3月。物語は綿々としたモノローグから始まっていく。「はじめの50ページを何度書き直したことか」と、榎田さんは苦笑する。23年ぶりに中学時代を過ごした町へ、ひとりきりで戻ってきた主人公は、懐かしい場所を歩きながら想いを巡らせる。誰に聞かせるわけでもない心の声。その饒舌さは、どこか哀しくなってきてしまうほどだ。 榎田... 続きを読む