「黒木ほの香」声優インタビュー&ミニグラビア【声優図鑑】

アニメ部

2018/6/8

黒木ほの香"

 編集部が注目する声優に、仕事に向き合う気持ちからプライベートまでをじっくり伺い、撮り下ろしのミニグラビアを交えて紹介する人気企画「声優図鑑」。

 第188回となる今回は、「アイドルマスター シャイニーカラーズ」の大崎甘奈役、「温泉むすめ」の宇奈月明嶺役、「バドミントンガールズ」の高城絵理華役などを演じる黒木ほの香さんです。

――今年始動したばかりのオリジナルプロジェクト「バドミントンガールズ」では、高城絵理華役としてアイドル活動などに参加されていますね。

黒木:女子バドミントン部が学校の廃校を阻止するために奮闘しながら、みんなで楽しくスポーツで汗を流す、これが青春だ〜! っていうスポ根要素もあって、高校生のキラキラとした日常が描かれます。学生の人はもちろん、青春からちょっと遠のいてしまった大人の方にも楽しんでいただける作品。キャスト5人も「声優バドミントン部」として活動していきます。

――高城絵理華ちゃんはどんな女の子?

黒木:女子バドミントン部のキャプテンで、思ったことを何でもポンポン口に出してしまうようなタイプ。時には相手をウッとひるませるんですけど、しょうがないな〜と許せてしまう、不思議な魅力を持った子です。私も学生時代は学級委員長などをしていたので、みんなを支えながら引っ張っていくところは自分の経験を活かせるなと思ってます。オーディションでは2つのキャラクターを受けさせていただいたんですけど、絵理華ちゃんのほうが自分に近くて、過去の自分を思い出しながら演じることができました。この役に決まったときは自分自身を褒められたような気がして、そういう意味でもすごくうれしかったです。

――「声優バドミントン部」で初めて顔を合わせたときの印象は?

黒木:初対面だと緊張するタイプなんですけど、気さくなメンバーばかりなので、すぐに打ち解けました。今までは先輩がたくさんいる現場が多かったけど、今回は私がお姉さんなんですよ。でも、みんな年齢が近いこともあって、先輩後輩関係なく、仲良くさせていただいてます。

                                                                                                                                                               

――はじめてのお披露目イベントは体育館で! 面白い試みでした。

黒木:他にはあんまりないですよね(笑)。体育館の独特の匂いとか、床とスリッパが擦れる音とか、懐かしかったです。お客さんもイベントの前から、体育館の写真を撮ったり床に寝転がったりして、盛り上がっていたみたいです。入学式ということで、入学証書授与式から始まり、お客さん…ではなく保護者のみなさんにも、親心いっぱいのあたたかい拍手をいただくことができました。

――活動の一環として、実際にキャストがバドミントンをする催しもあるそうですね。

黒木:中島優衣ちゃん、前田佳織里ちゃんと私はバドミントン経験者。和多田美咲ちゃんと柳原可奈子ちゃんは初心者ですけどスポーツの経験があるので、すぐに打てるようになるんじゃないかなって思います。

――これからの活動で楽しみにしていることは?

黒木:私も中学高校でバドミントン部に所属していたので、あの時の情熱とエネルギーを思い出しながら、お芝居はもちろん、バドミントンにも挑戦できることが本当にうれしいです。キャプテンとして、動画でいきなり進行役を振られることもありますが(笑)、みんなを引っ張っていきたい、という気合いも十分です!

――学生時代、バドミントン部に所属していた頃の思い出は?

黒木:中学のときは3年間ずっと情熱を注いでいたので思い出は特に濃いですね。中学校のときの試合では、部員ほとんどが対決する総当たりのランキング戦があって、上位数人にならないとスタメンになれなかったんです。楽しいことばかりではなく、厳しかったことも思い出します。

――数多くある部活の中で、バドミントンを選んだ理由は。

黒木:バドミントンのラケットは軽くて扱いやすそうだから、女の子らしくスポーツができるのかなと思って。普段から、女の子らしいものが好きだったりするので…。バレーボールとも悩んだんですけど、バレー部は顧問の先生が竹刀を持っていてすごく怖いって聞いたんです。そんなに厳しく当たられたら私はきっとダメになっちゃうと思って、優しそうな顧問の先生がいるバドミントン部のほうに(笑)。

――スポーツ部ならではの友情や絆も体験しましたか?

黒木:3学年で部員が50人っていう、学校で一番人気のある部でしたけど、チームワークのいい、まとまったメンバーだったと思います。3年のときは、キャプテンはいましたけど、他のメンバーも一緒に後輩に教えて、後輩もよくついてきてくれました。そのときの部員10人のうち4人が同じ高校に進んで、また同じようにバドミントン部に入って。部活をやめた後も市民体育館に集まってバドミントンをしたり、今でも交流があります。

――次に、「温泉むすめ」の宇奈月明嶺(うなづき あかね)役についても伺います。明嶺ちゃんにはどんな印象を持っていますか?

黒木:「お祭りみたいな賑やか」っていうところが、私にも近いのかなと。私は最初から弾けるタイプではないんですけど、打ち解けたら、どちらかというと騒がしいほうなので。収録をしながら気づいたのは、スケールが大きい子だなっていうこと。「もっと広いところで喋っている感じ」というディレクションを受けたので、明嶺ちゃんが好きだというダムの縁に立って、パーンと言葉を伸びやかに放つようなイメージでマイクに向かいました。

――ビジュアル面では、ショートカットが温泉むすめの中でも目立っていますね。

黒木:可愛いですよね! ここまで髪が短い子を演じることがなかったので新鮮です。足が長いところや、自分の良さをしっかりわかったポージングも好きだし、イメージカラーがオレンジっていうのもいいな〜と思いました。私もサンドリオンというグループでオレンジ担当なので、同じオレンジ色を背負ってるんだなと思うとうれしくなります。

――これを機に、温泉に興味を持つことは?

黒木:温泉むすめに決まってから、弾丸で行ってきました。雪が降っていたので風情があったし、久しぶりの温泉だったのですごく気持ちがよかったです。自宅はひとり暮らしであんまり広いお風呂に入れないから…。でもお風呂に入るのは好きで、週に何度かはお湯を張って、半身浴や長風呂でリラックスしてます。

――大崎甘奈役を演じているスマホゲーム「アイドルマスター シャイニーカラーズ」もサービス開始しましたね。今ドキの女の子・甘奈役に決まったときの感想は?

黒木:めちゃめちゃうれしかったですね。オーディション当日に「甘奈もやってみてください」と言われまして。荒削りだったでしょうし、不安でしたが「イヤミのないギャル感が良かった」と言っていただきうれしかったです。甘奈ちゃんは、性格がいいんですよ。自分に自信がない双子のお姉ちゃんの甜花ちゃんの可愛さをいろんな人に知ってもらうために、一緒にアイドルのオーディションを受けるところから始まるんです。私にも大好きな兄がいるので、甘奈ちゃんの気持ちをしっかり想像しながら演じることができました。

――甘奈が所属するアストロメリアは、甜花と甘奈の双子コンビに、事務所のお姉さん的存在である桑山千雪が加わった、ピンクがテーマカラーの可愛らしいユニットです。

黒木:千雪さんが加わることで、双子の関係にどんな変化が生まれるのか気になってます。甘奈は甜花のことが大好きだし、甜花も甘奈に頼っているところがあるんですが、その2人の間に千雪さんが新しい風を吹き込んでくれるような気がして。あたたかくて柔らかくて、可愛さ全開のユニットだと思います!

――さまざまな作品でアイドル活動をしながら、ご自身も声優ユニット・サンドリオンのメンバーです。サンドリオンの活動で楽しいことは?

黒木:やっぱり応援してくださっている方に会える機会が多いことです。どんなふうに応援してくださっているのかを直接聞くことができるのが、楽しいところであり、うれしいこと。この時間をこれからも大事にしたいです。

――6月にリリースされるミニアルバムも楽しみですね。

黒木:レコーディングが楽しみです!歌がそんなに得意なほうではないんですけど、最近応援してくださっているファンの方から「歌、うまくなったよね」って言葉をいただいたり、自分でも歌えるようになってきた実感があるので、そのタイミングで歌声を形にできることをうれしく感じています。やっぱりライブで養われた部分は大きいと思います。みなさんに聴いていただくことで、より工夫しようと思ったし、うまくなりたいという意識につながりました。

――これからもっとみなさんの前に出る機会は増えていきそうですね。プライベートでは何をしている時間が好きですか?

黒木:おうちにいるときは、プライベートな時間を存分に楽しんでいます(笑)。アニメや外国映画を見たり、たまに読書をしたり。一番多いのは、アイドルのライブ映像やミュージックビデオを見ている時間かな。AKB48、NMB48、モーニング娘。、Juice=Juice、アンジュルム、まねきケチャ、26時のマスカレイド……本当にたくさん。小学生くらいのときからアイドルが好きで、アイドルになろうかな〜と思う時期もあったんですけど、今はこうして声優としてアイドル活動をさせていただいていて。見ること自体が好きですし、どの子も魅力的でグループの中で役割があって、自分の見せ方やMCが勉強になりますね。

――他に、プライベートで欠かせない習慣はありますか?

黒木:朝起きたときのストレッチ。体もそうですし、喉を柔らかくして、きちんと発声ができように整えています。それと…牛丼が好きでよく食べます! 多いときは週に3〜4回。何かをトッピングして食べることが多いですね。ちょっと失敗したなって日とか、イヤなことがあった日も、牛丼を食べたら幸せな気分に…。そういう食べ物があってよかったなと思います(笑)。

――これからどんな目標に向けて頑張っていきたいですか?

黒木:今はありがたいことに、ゲームや新しいプロジェクトに参加させていただいているので、これからアニメーションにも出演したいです。そのためには、オーディションを勝ち抜いていけるような技術を磨かないと。これからも練習を怠らず、引き続き頑張っていきたいなと思います!

【声優図鑑】黒木ほの香さんのコメント動画【ダ・ヴィンチニュース】

――ありがとうございました!

次回の「声優図鑑」をお楽しみに!

黒木ほの香

黒木ほの香(くろき ほのか) スターダストプロモーション所属

黒木ほの香(くろき ほのか) Twitter

◆撮影協力
BC WORLD STUDIO

取材・文=吉田有希、撮影=山本哲也、制作・キャスティング=吉村尚紀「オブジェクト