「星谷美緒」声優インタビュー&ミニグラビア【声優図鑑】

アニメ部

2018/10/18

星谷美緒"

 編集部が注目する声優に、仕事に向き合う気持ちからプライベートまでをじっくり伺い、撮り下ろしのミニグラビアを交えて紹介する人気企画「声優図鑑」。

第204回となる今回は、『ウマ娘 プリティーダービー』のマヤノトップガン役などを演じている星谷美緒さんです。

――今年に入ってから、『ウマ娘 プリティーダービー』のマヤノトップガン役を演じられていますね。

星谷:2代目として引き継がせていただきました。マヤノトップガンは元気で明るくて可愛いくて、トレーナーさんのことが大好きな子で、よく周りのみんなを振り回してしまうこともあるけど、どこか憎めない、むしろみんなを元気にしちゃうパワーがある女の子です!みなさんに愛され見守られてきたマヤノトップガンのことを大事に、沢山の想いを受け継いで、少しでもキャラクターに寄り添えるように頑張って演じていきたいです。

――演じていて親近感を感じる部分はありますか?

星谷:好奇心旺盛なところです!私もいろんなことに興味を持つほうなので、あ、それわかる!って共感しちゃうところが沢山あります。あと、人懐っこいところも。私も人と話すのが好きだし、ワーッと自分から話しかけることの方が多いので、自分の感覚を大事にしながら演じられたと思います。

――『ウマ娘』の一員として、これからの活動で楽しみにしていることは?

星谷:冬にゲームがリリースされることが発表されているので、まずは自分でプレイをしたいです(笑)。今はまだ、マヤノトップガンのことをもっと知りたいっていう気持ちが強いですね。

――『ウマ娘』といえば、作中に登場するライブシーンが注目されています。星谷さんは、歌ったり踊ったりすることに興味は?

星谷:あります! 人前で踊ったことはあんまりないんですけど、歌うことは好きですね。カラオケで1人で6〜7時間くらい歌ったりしてます(笑)。楽器も小さい頃からピアノを習っていたので、触るのが好きで、なぜか数年前にトランペットを買うという拗らせ方をしちゃいました(笑)。好奇心でトライしてみたものの、ピアノのようにはいきませんでしたね。音は鳴るんですけどメロディになりませんでした (笑)。

――声優を目指したきっかけは?

星谷:小学生の頃に『シャーマンキング』という作品に出会って、そこからアニメにどっぷりハマりました。もともと物語を書いたりキャラクターを作ったりするのが趣味でアイデアをノートに書き留めていたんですけど、自分がそのキャラを演じるというやり方もあるんだってことに気づいてから、中学生の頃には声優になりたいと思っていました。今の事務所に入ったのは、声優アワードの新人発掘オーディションがきっかけです。実は私、声優になってから、『シャーマンキング』の作者の武井宏之さんのサイン会に行ったんですよ。

――サイン会に?

星谷:それは『シャーマンキング』ではなくて、武井先生の『猫ヶ原』という作品のイベントだったんですけど、サインと一緒にイラストを描いていただくときに、他の作品でもいいよと言ってくださって、大好きな『シャーマンキング』の道蓮くんを描いていただきました。武井先生に、「先生の作品を見て声優を目指しました。先生の作品に出られるように頑張ります」って伝えることができたときは、感動して号泣してしまって…。先生からは「楽しみにしているから頑張ってね」とお言葉をいただけて、うれしかったです。それが声優としての目標の一つになってます!

――星谷さんにとって『シャーマンキング』は本当に大事な作品なんですね。どちらかというと制作側に興味が向いていたのに、それが演じる側に変わったことに理由はあったんですか?

星谷:物語やキャラクターを考えるのも好きでしたけど、アニメを見ながら声を当てたりすることの方が面白くなってきて、そんな時に本当は私がやりたいんはこっちなんじゃないかな…って思ったのがきっかけだったと思います。『シャーマンキング』はもちろんですが、他にも『スパイラル 〜推理の絆〜』の竹内理緒ちゃんとか、少女漫画から少年漫画まで幅広く。漫画から読みたい台詞を書き起こしてケータイで録音して漫画と自分の声あわせて遊んだりしていました。

――事務所に所属する前は、声優の養成所に。

星谷:保育士になるための大学に通いながら、声優を目指して養成所に通っていました。声優になりたいって両親に話したとき、万が一のための資格を取ることが条件だったので。子どもが好きなので保育士を選んだんですが、今思えば保育士のお仕事も声優のお仕事に繋がることがあったんですよね!実習でやった絵本の読み聞かせがそうで、喜んでくれる子どもたちの顔を見るとうれしかったし、どんな風に読んだらもっと喜んでくれるんだろうと考えるのが毎日楽しかったのを覚えてます。

――読み聞かせは、声優のお仕事とリンクしていますね。小さい頃はどんな子どもでしたか?

星谷:やんちゃな子でした。あちこちに興味があったので、迷子の呼び出しを受けることも多かったです(笑)。実家が山梨の田舎なので、祖父の畑に行ったときにけっこう高さがある脚立に平気で登って落ちたり、花壇の上を歩いていて落ちたりして、怪我をすることも多かったです(笑)。おままごとをするより、男の子のようにレンジャーごっこをするほうが好きでした。

――学生の頃に部活は?

星谷:中学まではテニスをやっていて、高校では生徒会で司会を担当していました。全校集会で「これから集会を始めます」っていうアナウンスをしたり。そのころから人前で喋ることを意識していました!

――プライベートについても伺います。特技の「日曜大工」は今でも続けている?

星谷:最近だと、音泉さんの27時間ニコ生放送で、家づくりの企画に出演出させていただいたときにこの経験を活かせました!大学のゼミの先生が図画工作をされていて、そこで学んでいたので、工具とかいろんな知識を発揮できてよかったです。

――お菓子作りはどうですか?

星谷:最近は作れてないなあ。でもバレンタインはほぼ毎年作ってます。今年は、プレーンとチョコレートの2種類のマフィンを作って、周りの皆さんにプレゼントしました!

――最近の休日の過ごし方は?

星谷:基本的に家でアニメを見て過ごすことが多いんですが服を買いに行くのも好きです。今回の服もそうですけど、去年くらいから黄色い服が気に入っています。普段はカジュアルな服が多いので、真っ黄色のパーカーを買ったり、トレーナーを買ったり。黄色いパーカーを着て事務所の前を歩いていたとき、マネージャーさんに「すごい人がいるなって思った」って言われたこともありました (笑)。黄色い服って明るい気持ちになれるから好きです。

――好きな食べ物は?

星谷:海老です! フライでもピラフでも、海老チリでも、中華丼に入っている海老も、炒め物でも、つまり、どんな調理方法でも海老が好きです!(笑)私、回転寿司に行くと海老しか食べないんですよ。甘エビ、赤エビ…いろんな種類の海老を網羅します。だから、海老アレルギーになったら生きていけない(笑)。食べてみたいのは伊勢海老。ちょっと高級なので、食べられるようにお仕事頑張ります!

――これから声優としてどんなことに力を入れていきたい?

星谷:演じるキャラクターの可愛いところも、かっこいいところも、よくないところも、作品のファンの方やキャラクターを作っている方々の思うキャラの魅力を全部引き出して、伝えていけるような声優になりたいです。お芝居で、キャラクターの魅力を最大限に引き出すことが、声優としての役目なのかなと思っているので。まだ未熟で、スタッフさんからいろんなアドバイスをいただきながらですけど、少しでもキャラクターに寄り添えるように頑張っています。

――演じてみたい役どころは?

星谷:妹役を演じてみたいです! お兄ちゃんが大好きな妹の役とか。私、実生活で弟がいるんですけど、上の兄弟がいなくて…いとこもみんなまだ小学生くらいだし。だから、「お兄ちゃん!」って呼んでみたい(笑)。あと、二面性があるような小悪魔な役も演じてみたいです。表面は可愛らしいけど、その裏ではフフフ…って悪いことを考えているような今までは明るくて表裏のない直球な役が多かったので、ダークな演技に挑戦してみたいですね。

――最後に、ここまで記事を読んでくれた読者にメッセージを。

星谷:ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。今まで、自分の好きな作品とか、声優・星谷美緒として個人のことを話す機会がなかったので、この記事で自分について少しでも知ってもらって、興味を持っていただけたらうれしいです。いろんな役に出会ってこれからも頑張っていきたいと思っていますので、声優・星谷美緒を、どうぞよろしくお願いします!

【声優図鑑】星谷美緒さんのコメント動画【ダ・ヴィンチニュース】

――ありがとうございました!

次回の「声優図鑑」をお楽しみに!

星谷美緒

星谷 美緒(ほしたに みお) 俳協所属

◆撮影協力

取材・文=吉田有希、撮影=山本哲也、制作・キャスティング=吉村尚紀「オブジェクト