【緊急アンケート企画】ブックカバーかける派? かけない派? ダ・ヴィンチニュース読者の回答を文学YouTuberベルさんが考察!

文芸・カルチャー

2020/1/19

「カバー、おかけしますか?」

 書店で書籍を購入する際に聞かれるお馴染みのフレーズです。「本にカバーをかける文化は日本ならでは」と言われるほど、ブックカバーは私たちにとって親しみのあるアイテムです。しかし実際、読書中にブックカバーをかけて読む人はどれくらいいるのでしょうか? 気になった私(文学YouTuberベル)は、ダ・ヴィンチニュースTwitterアカウントの力をお借りして「ブックカバーかける派? かけない派?」のアンケートを実施いたしました。結果と考察をお届けします!

 

<アンケート調査結果>

 本を読むとき、ブックカバーをかける派ですか? かけない派ですか?

 投票数は2450票。果たしてどちらが多いのか…?

 結果は…

かける派 62%
かけない派 38%

 なんと、かける派が多数でした! 読書好きなダ・ヴィンチニュースのフォロワーらしい結果になったかと思います。それぞれの意見を見てみましょう。

 

<かける派の意見>

ブックカバーかける派 です
物心ついた頃から読書好きな父の姿を見て
本は一冊一冊こんな風に大切にするんだよと言われてきたので
電車内やホームで電車待ちの時も
表紙が汚れず読めてタイトルも周りの人の目を気にせず没頭できてイイ事尽くしかなと思い一票

カバー付ける派です!
他人に何を読んでいるのか
知られたくないのが1番大きな要因です!

自宅読みではカバーは付けないです!
カバーがよれて、読みにくいので

みんな付けるのですね!
それを知れて良かったです

カバーと言っていいのかわかりませんが、透明なフィルムはつけます!なにかの衝撃でぐしゃっとなるのが防げるし何より汚れないのがいいです

外出時は可愛いピンクのブックカバーをかけています 気分が上がるのと、他人からの視線防止!ただ1番は汚れてほしくないから 家の本は自宅のパソコンで自作のカバーを作って印刷し、かけています!配色も考え棚に整理 ずっと大切に読みたいからカバーは必須です!!

べつに隠すようなものでなくても、ブックカバーかけちゃう… ちなみに有隣堂さんの色が選べるのが好きです~

 ブックカバーをかける派には主に2つの理由がありました。

1.本の劣化防止

 本をなるべく綺麗な状態で保存したいという気持ちから、汚れを防ぐためにブックカバーをかけているようです。私は幼少期に床に置いた本を誤って踏んでしまい、親から相当な注意を受けた経験があります。それからというもの「モノを大切に扱う気持ち」の中でも特に本に対しての思い入れは強いです。きっと同じような意識を持っている人もいらっしゃるのではないでしょうか。

 汚れ防止の観点では、防水にも長けたPVC素材のブックカバーが有能なようで、私も注目しています。

2.読んでいる本を知られたくない

 外出時の読書中に、どんなタイトルの本を読んでいるのかを知られることを避けるためにブックカバーをかけるようです。「誰も気にしちゃいない」とわかっていても、なんだか自分の趣味やセンスを覗かれているような気がしてそわそわしちゃうこともあるかと思います。私も、公にとってタイトルが刺激的に映る場合はブックカバーは必須でかけますね。

(出版社のオリジナルブックカバーを合わせて使うのもおもしろい!)

 ブックカバーをかけることは実用的なメリットが多いようで、そこからブックカバー自体をファッションのように楽しんでいる方もいました。書店でかけてもらうカバーも、各書店の色が出ていてついつい集めたくなってしまいます。コメントにもありましたが、私のおすすめ書店も有隣堂さんです。なんと、文庫カバーを全10色の中から選べるため、好きな色と和紙のようなやわらかな材質で癒しの読書タイムが演出されます。

(神奈川県を中心に展開する書店チェーンです。店舗によってオリジナルのカラーが提供されることもあるんですよ!)

 

<かけない派の意見>

うーんかけない派です!
昔はかけてました。可愛いやつとか、オシャレなブックカバー

でも最近は、
カバーのデザインが素敵な本が多いから、
家で読書するから、
子どもにカバー取られるから⇦これが切実
ブックカバーかけない派です

本の宣伝がてらかけないです。

表紙も楽しみたいからかけない!

かけない派です
買ってすぐ読むことが多く、読んだ後、家族に貸すことが多いので、そのままです

皆さんかける派なんですね!
父に本は大切に読め!と口を酸っぱく言われましたし本を開いた状態で逆さにしているとよく怒られた為大切に致しますがブックカバーはつけないので投票に驚きました!
今度からはつけて読みます。
ぐしゃっとなりにくいですしかけるべきですね

 ブックカバーかけない派は意見がさまざまに分かれましたので、2つにポイントをまとめてみました。

1.表紙が素敵だから

 本には、その作品のイメージに合わせた表紙がそれぞれデザインされています。本の顔とも言える部分ですから、これをたっぷり味わいたいと思った時にはブックカバーは必要ないかもしれません。特にお気に入りのデザインであれば、手に取る際に必ず目に入ることで気分が上がると思います。

(私が「素敵だ!」と思う本の表紙のデザインを集めてみました。ジャンルはバラバラです)

 また、外出中の読書においても本の表紙は周りの人の目に留まりやすいです。私も電車に乗っている時におもしろそうに本を読んでいる人がいると、タイトルが気になって表紙をチェックしてしまいます。そこから実際に購入したこともあるので、コメントにもあった広告効果もありそうですね。

2.家で読むから

 自宅で読書をする場合、人の目を気にする必要はありません。本に傷や汚れもつきにくいため、自宅読書派はブックカバーの必要性を感じない人が一定数いる印象を受けました。私もどちらかというと自宅読書派です。外出時に比べてがっつり読めるため、数時間で読了する場合はカバーをつけないこともしばしば。こう考えるとブックカバーのメリットは外出時に最大化することがわかってきますね。

(1冊読み切るまで配信するYouTubeライブです。自宅でぶっ続けで読んでいるためカバーはつけていません!)

 また、お子さんのいる家庭の場合、子どもがカバーを外して遊んでしまうこともあるようです。「それならいっそ最初から外してしまえ!」と思うのも頷けます。

 

まとめ

 以上、読書中にブックカバーをかける派? かけない派? のアンケートのまとめでした。本への愛が溢れるうれしい結果になったと感じています。

 多くの意見を拝見していると、今回多数派となったかける派の中でも、文庫本に限定して使用する人、自作カバーで楽しむ人などそれぞれのスタイルに応じてカスタマイズされていることがわかりました。中でも汚れ防止やプライバシーの保護観点から、外出時に読むシチュエーションで必要性が高くなるようです。

 一方かけない派は、そもそもかけないことがデフォルトですので、特にブックカバーが必要な状況でなければそのまま使用しているようです。しかしその場合においても「表紙を楽しむ」「本を宣伝したい」といった読書愛が伝わる理由ばかりでした。

 私はかけない派の方でも自分にぴったりのブックカバーが見つかるきっかけさえあれば、その魅力に取り憑かれることもあるのでは? と思っています。かつては私もカバーには無頓着だったのですが、母からプレゼントでもらったことをきっかけに、今では結構な数を蓄え、着せ替えを楽しんでいます。

 読書環境を整えるひとつの選択肢としてブックカバーをかけるか? かけないか? を考えることで新たなディスカバーがあるかもしれませんね!

 

 最後に、今回のアンケートは文学YouTuberベルのTwitterにおいても実施しています。ダ・ヴィンチニュースの読者とは少し異なる結果になりました。動画にまとめていますので、ぜひこちらも併せてご覧ください!