思わずクスリ! 笑いが止まらなくなる 爆笑ねこ漫画まとめ

アニメ・マンガ

2018/6/20

 ねこは、とても奥深い動物だ。ツンデレな一面があるかと思えば、コミカルな行動で笑わせてくれることもある。そのため、ねこをモチーフにしているマンガの中にはシュールなおもしろさが描かれているものも多い。そこで今回は、数あるねこマンガの中でも特にユニークな作品をいくつかご紹介していこう。

■野良ねこを不良として擬人化! 男性も楽しめるシュールなねこマンガ

『NYANKEES』(岡田淳司/KADOKAWA)

 いかついヤンキーが表紙を飾っている『NYANKEES』(岡田淳司/KADOKAWA)は、町の野良ねこを不良として描いた擬人化ねこマンガだ。野良ねこは自由だが、厳しい世界で生きている。そのため、不良ねこたちは居場所を手に入れたり、生き残ったりするためになわばり争いやボスねことの戦いに明け暮れる。こうした熱い姿は、男心も刺激してくれるだろう。また、ねこの習性を活かしたユーモラスなシーンにも注目してみてほしい。例えば、道端で見つけたダンボールに収まる姿も擬人化で描かれているため、なんともいえないシュールさが漂っている。このようなおもしろさがあるため、一般的な不良漫画よりコミカルで血生臭くないのも本作の魅力だ。

■見た目とのギャップがたまらない! 悪のボスとねこが繰り広げるユーモラスな日常

『悪のボスと猫』(ボマーン/双葉社)

 極悪非道な悪のボスもねこを目の前にすれば、甘くなってしまう。そんなユニークな世界観を描いた『悪のボスと猫』(ボマーン/双葉社)はTwitterで累計15万RT、300万ビューを記録し、書籍化された大人気ショートギャグコミックスだ。本作は台詞がほとんどなく、主にボスの笑い声しか描かれていないため、より想像力が掻き立てられる。「いかにも」な見た目の悪のボスは外見とは裏腹に、ねこに頭が上がらない。ねこたちに喜んでほしくて、時にはねこグッズを手作りすることもあるほどだ。一方、ねこたちはというとボスが手下を叱っていてもルンバを乗りこなすなどして、自由気ままに過ごしている。そのシュールな光景が笑顔と癒しを与えてくれるのだ。

■自由気ままなねこのぽんたが愛くるしい大人気コミックエッセイ

『鴻池剛と猫のぽんた ニャアアアン!』(鴻池 剛/KADOKAWA)

「次にくるマンガ大賞」でWebマンガ部門第2位にも輝いた『鴻池剛と猫のぽんた ニャアアアン!』(鴻池 剛/KADOKAWA)は、Twitter上で最も熱い注目を浴びているねこ漫画だ。自由気ままなねこのぽんたに振り回される鴻池氏の日常はユニークで、どこか温かい。ぽんたは飼い主に媚びず、いつもマイペースに生きている。そして、鴻池氏はぽんたの行動に人間の理屈や感情を当てはめようとはせず、そのまま受け止めている。必要以上にねこという動物を美化していないからこそ、ねこが持っているコミカルさがダイレクトに伝わってくる。作中にはねこの飼い主さんが共感できるあるあるネタも盛り込まれているので、ぜひチェックしてみてほしい。

■2匹のユニークな仕草に胸キュン! ねこの個性が楽しめるゆるかわ漫画

『うちの猫がまた変なことしてる。』(卵山玉子/KADOKAWA)

 ねこって、飼うとどんな行動をするのだろう。そんな疑問を持っている方に読んでほしいのが『うちの猫がまた変なことしてる。』(卵山玉子/KADOKAWA)である。アメブロのねこランキング第1位に輝き、書籍化された本作は卵山氏が飼っている2匹のねこ、トンちゃん(♀・2歳)とシノさん(♀・1歳半)のユニークな仕草が多数描かれているコミックエッセイだ。オールカラーのゆるいイラストは、ほどよい脱力感も与えてくれる。ねこも人間と同じで個性はさまざま。同じ性格のねこなどこの世に1匹も存在しないからこそ、ねこは奥深くおもしろい。ねこを飼ったことがない方は、ぜひ本作でねことはどんな動物なのかを知ってみてほしい。

■怖かわいいが止まらない! ねこ×ホラーの新感覚ギャグコミックス

『伊藤潤二の猫日記 よん&むー』(伊藤潤二/講談社)

 日本のホラー漫画界を代表する作家・伊藤潤二氏による『伊藤潤二の猫日記 よん&むー』(伊藤潤二/講談社)は、これまでにないねこ漫画となっている。本作はなんと、伊藤氏の体験談によって描かれた実話である。主人公は伊藤氏扮する、ホラー漫画家のJ。Jはもともと犬派であったが、婚約者の希望で外国種の子猫むーと呪い顔で甘えん坊なよんを飼うことに。しかし、ねこたちはJにまったく懐かず、ホラーでコミカルな仕草を見せ始める。ホラー作家ならではの繊細なタッチで描かれるねこの仕草は禍々しく、シュールな笑いを生み出す。ホラー作品を苦手に思っている方でも読みやすいので、ぜひ一度手にとってみてほしい。

 ねこのユニークな姿は、私たちに原動力や癒しを与えてくれる。めまぐるしい生活を送っていると、笑うことを忘れてしまうことも多いものだ。そんなときこそ、ぜひ笑えるねこ漫画で心にパワーを補充してみてはいかがだろうか。

文=古川諭香