大人気異種族ロマンス『贄姫と獣の王』の続編が堂々完結!『~贄姫と獣の王 スピンオフ~ 白兎と獣の王子』最新5巻発売

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公開日:2024/4/19

~贄姫と獣の王 スピンオフ~ 白兎と獣の王子
~贄姫と獣の王 スピンオフ~ 白兎と獣の王子』5巻(友藤結/白泉社)

 原作コミックスの累計発行部数は230万部を超え、2023年にはテレビアニメ化も果たした人気作『贄姫と獣の王』。その続編にあたる『~贄姫と獣の王 スピンオフ~ 白兎と獣の王子』のコミックス最新第5巻が、2024年4月19日(金)に発売される。今巻で完結を迎えるということで、ファンからは惜しむ声が続出しているようだ。

『贄姫と獣の王』は、魔族の王・レオンハートと彼の生贄にされた少女・サリフィの恋愛模様を描いた“人外×人間”による異種族ロマンス。いわゆる異種婚姻作品の決定版として名高い少女漫画であり、英語訳版やドイツ語訳版が発売されるなど世界中で熱い支持を得てきた。

 そんな同作のテレビアニメ化を記念して2022年より「花とゆめ」で連載されていたのが、スピンオフ『白兎と獣の王子』。『贄姫と獣の王』の完結から約12年後の世界を舞台に、レオンハートとサリフィの子・リチャードが成長する様子を描いていく。

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 もうすぐ10歳を迎えるリチャードには、王族として初めての務めが控えていた。それは、自らの聖獣を召喚する儀式。魔族の世界において神の御使いとされる存在で、これを従えるのが王家に属する者の証だ。そして同時に、儀式の成否が人間の国との和睦に大きく関わっていることを知らされる。

 そこでリチャードは、立派な魔族になるべく修行の旅へ出ることを決意。しかし、出発するやいなや怪鳥に襲われてピンチを迎えてしまった。そんなとき助けてくれたのが、賞金稼ぎのコンビ・兎の魔族ラヴィと人間の少女スバル。この出会いをきっかけに、リチャードの成長物語が幕を開ける――。

 気になるコミックス最新第5巻では、スバルを助けるためラヴィは単身でエドワズを追いかけていく。一方で、人間の国王との会合を進めるレオンハート。人間の国には両国和睦を急いだ理由があるという……。

 前作『贄姫と獣の王』は2015年から2020年まで連載され、スピンオフが始まったのは2022年のこと。始めはレオンハートとサリフィのラブロマンスにときめき、そして最後は2人の子の成長を見守る。そんな約8年は読者にとって、濃密な時間だったはず。

 それだけに同作の完結を惜しむファンは多く、SNS上には「完結しちゃうのか、寂しくなるな」「あっという間だったな……」「こんな素敵な尊い作品を読めて私は幸せです」といった声が集まっていた。

 人間の国との和睦は実現するのか、そしてリチャードは立派な魔族へと成長できたのか。その結末は、ぜひ自身の目でチェックしてほしい。

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