シロート女子が挑戦!!電子書籍を作ってみた【第3回/撮影編】
更新日:2013/8/14
前回までのあらすじ
シロート女子でも電子書籍を作って売ることができるのか?を検証するため、僕はニコニコ動画の「踊ってみた」で活躍する踊り手の女の子2人を召喚。そして同じ踊り手の男の子たちをモデルにした電子写真集を作ることが決まる。
いつの間にかリアル写真集も作る方向で話が進んでゆき、そのせいで電子写真集を作るだけなら考えなくてよいことに悩まされつつも、なんとか仕様と販売価格をゆるやかに決めることに成功。
さらに、踊り手への出演オファーを仕切る助っ人として踊ってみたが誇るナイスガイ「今岡さん」を一本釣り!いよいよ写真撮影へと進むことに・・・
(「第1回/企画編」はこちら)
(「第2回/設計編」はこちら)
電子書籍のデータ入稿方法はとっても簡単
撮影前に確認しておきたいのが、どのような形式のデータで入稿すれば良いのかということ。まずは、今回ご協力いただくBookWay(ブックウェイ)ではどうしているのか聞いてみた。
まず画像データだが、「基本的にJPEG形式(RAWデータは不可)で、後にオンデマンド印刷する場合も考えて解像度は350dpiでお願いしています」とのこと。
つまり、RAWデータのような未加工の画像ではなく、あらかじめ著者側で色や明るさのトーンなどを完成した状態で入稿するということ。こう書くと面倒くさそうだが、多くのデジタルカメラでは自動的に画像処理し、完成した画像をJPEGで保存できるので、シロートならそのままそれを入稿すればOKだ。
解像度については、電子書籍だけで考えるとここまで高解像度でなくても大丈夫だが、今回のようにリアル本にもする場合、ある程度の解像度がないと印刷した時の見栄えが良くないので、そこだけ注意しておこう。
もし動画データを入稿する場合は、「編集されたMP4もしくはFlv形式のデータ」とのこと。これはつまり、YouTubeやニコニコ動画にUPする場合と同じようなものと考えてもらえば大丈夫だ。
原稿はWordなど汎用の文書作成ソフトで作ったデータを用意し、画像データなどと合わせ、メールかBookWayの用意するサーバ経由で入稿すればよい。
全国の踊り手へ出演オファーしてみた
前回協力をとりつけた全国の踊り手に顔がきく今岡さん。善は急げと早速「踊ってみた」が盛んな北海道には北海道ダンサーズの「恐怖。」、そして愛知ダンサーズのリーダー、「デビ作」などへと次々に連絡!ナイスガイの依頼とあっちゃ断れねぇなと、熱い漢たちが続々と出演を快諾してくれた。
早速電話する今岡さん。右上は恐怖。さん。右下はデビ作さん。
こうして今岡さんや各地の様々なネットワークを駆使し、各地での撮影を開始。なんかもうここぞとばかりにノリノリで撮ってる人もいたんですが・・・(笑)。シロート女子たちが自らの欲望のままにあんなポーズやこんなポーズを指定する様を見て、僕は人間の業の深さをあらためて感じました。
でも、踊り手たちが必死(!?)に撮影者らの要求に応えてくれたおかげで、女子いわく“イケてる”写真がたくさん集まったらしく、どうイケてるのかは出来てからのお楽しみだそうです(いささか不安)。
代々木公園での撮影風景。ノリノリすぎだろ・・・。
写真集に登場する漢たちを大発表!
そんなこんなで撮影は各地で順調に進み写真を全て撮り終えたので、電子写真集に登場する踊り手たちを一挙に発表。「踊ってみた」を代表する熱い漢たちが大集結したぜ!
※写真集にはこの他にも様々な踊り手たちが登場予定。お楽しみに!
いよいよ次回は、完成した電子写真集をBookWayで実際に販売開始!さらにリアル本の制作計画も発表しちゃいます。乞うご期待!