『あらいぐまラスカル』『赤毛のアン』原画初公開 「THE 世界名作劇場展」開催決定

アニメ・マンガ

2015/6/29

  • 世界名作劇場

    「赤毛のアン」レイアウト原画

 「世界名作劇場」を製作してきた日本アニメーション株式会社は、1975年の創業から今年で40周年を迎えた。これを記念し、2015年7月30日(木)から東武百貨店池袋店にて企画展「THE 世界名作劇場展 ~制作スタジオ・日本アニメーション 40年のしごと~」が開催される。

 今回の企画展は作品の制作過程にスポットを当て、アニメーションの礎を築いた「職人」たちによる、一般初公開となる貴重な制作資料や原画が展示される。映像、立体物も交え、綿密な世界観、魅力的なキャラクターがどのように生み出されてきたのか、アニメーション製作の舞台裏が公開される。

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門外不出! キャラクター設定の原画100点を初公開
これまでは門外不出とされてきた、アニメづくりの基盤ともいえるキャラクター設定原画を初公開! 『フランダースの犬』『母をたずねて三千里』『あらいぐまラスカル』『赤毛のアン』をはじめとした1970年代の作品から、『小公女セーラ』『愛の若草物語』『ロミオの青い空』、そして2009年の『こんにちはアン ~Before Green Gables』に続くまで、世代を越えて“感動”を伝えてきた「世界名作劇場」シリーズや、『未来少年コナン』『みつばちマーヤの冒険』など日本アニメーションを代表する作品の数々。
登場する魅力的なキャラクターの設定や、物語の人々の生活の様子まで感じとれる美術設定を見ながら、作品の魅力に触れることができる。今では貴重なセル画、放送当時の懐かしいグッズなども展示される。

アニメを作る前のアイデアが満載! イメージボード・初期スケッチ
アニメを制作する最初の段階で、その物語の世界観、キャラクターの見た目や性格など、制作スタッフが共有するために描かれたものが「イメージボード」。これらは監督や作画監督が描くことが多く、企画の初期段階ならではのアイデアが満載で、鉛筆の線から、描き手の温かみを感じる事ができる。今回、貴重なイメージボードも多数展示される。
特に、あの宮崎駿・高畑勲をはじめ数多くのアニメーター達に影響を与え、「アニメーションの神様」と称される森やすじによる『フランダースの犬』『シートン動物記 くまの子ジャッキー』『シートン動物記 りすのバナー』のイメージボード、『あらいぐまラスカル』『みつばちマーヤの冒険』の監督である遠藤政治(まさはる)による初期のラスカルやマーヤのスケッチは必見!

一般初公開、宮崎駿直筆の『赤毛のアン』レイアウト原画30点
1974年、高畑勲とともに日本アニメーション(※当時は前身のズイヨー映像)に入社し、1978年の『未来少年コナン』で初監督を務めた宮崎駿。1979年の「世界名作劇場」第5作目である『赤毛のアン』は、高畑が演出・脚本を、場面設定を宮崎が担当。一般初公開となる当時のレイアウト原画を一挙公開!

空気までも描いた美術監督・井岡雅宏、椋尾篁による背景美術の世界
アンが成長していくグリーン・ゲイブルズの家、マルコが旅したアルゼンチンのはてしない荒野、フローネが裸足でかけた白い砂浜…。「世界名作劇場」に登場する世界各地の様々な国や地域。背景美術は景色や風、漂う空気、木々の1本1本、登場人物の生活までも鮮やかな色彩で表現し、数多くの名シーンを支えてきた。その中でも『赤毛のアン』『ふしぎな島のフローネ』『みつばちマーヤの冒険』などを担当した井岡雅宏、『母をたずねて三千里』を担当した椋尾篁(むくお たかむら)、『ロミオの青い空』を担当した川口正明を中心に、美術監督の背景画を多数展示。

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開催概要
企画展名:THE 世界名作劇場展 ~制作スタジオ・日本アニメーション 40年のしごと~
会期:2015年7月30日(木)~ 8月18日(火)
開催時間:10時~20時 (最終日午後5時閉場、入場は各日閉場30分前まで)
会場:東武百貨店 池袋店 8F催事場
主催:フジテレビジョン/東武百貨店
特別協力:日本アニメーション
企画制作:東映
入場料:一般・大学生800円、中・高校生600円、小学生以下無料
お問合せ:東武百貨店 池袋店
※東京会場以降、2年間をかけ全国巡回予定! 帯広藤丸百貨店(北海道)、奥田元宋・小由女美術館(広島)ほか

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