宮崎駿、高畑勲以来22年ぶり! 世界最大アニメ祭で最高賞『ルーのうた』ってどんな話?
©2017ルー製作委員
フランス現地時間6月17日(日本時間18日午前)、アヌシー国際アニメーション映画祭の受賞結果が発表され、長編部門の最高賞にあたるクリスタル賞を湯浅政明監督の『夜明け告げるルーのうた』が受賞した。
アヌシー国際アニメーション映画祭は、カンヌ国際映画際からアニメーション部門を独立させる形で創設された、世界最古にして世界最大級のアニメ映画際だ。これまで長編部門の最高賞を受賞したのは宮崎駿『紅の豚』(1993年)、高畑勲『平成狸合戦ぽんぽこ』(1995年)、今回の受賞は日本アニメ界の二大巨頭に続く22年ぶりの受賞となった。
本作は現在、池袋HUMAXシネマズ他で上映中。さらに、湯浅監督による完全監修のもと、映画外のストーリーも補完したノベライズ版『小説 夜明け告げるルーのうた』も刊行されている。
『夜明け告げるルーのうた』は、これまで『マインド・ゲーム』や『ピンポンTHE ANIMATION』を手掛けてきた湯浅監督の初めてとなる劇場オリジナル作品だ。
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