おかずの種類が少なくてもOK! ”ミルフィーユ弁当”は重ねて詰めるだけ!

食・料理

2015/10/17

 お弁当の出番が多くなる秋ですが、そのお弁当ちょっとマンネリ化していませんか? いつものお弁当箱にご飯を詰めて、主菜、副菜を…。あー今日は何を詰めよう!? なんて困っている方も多いのではないでしょうか。そんな方に新しいお弁当スタイルを提案する『重ねればおいしい! ミルフィーユ弁当』 (武蔵裕子/新星出版社)をご紹介します。少し前にジャーサラダなどが流行りましたが、「ミルフィーユ弁当」は、その進化系と言える「重ねて入れるお弁当」のこと。どんどん重ねて詰めるだけなので隙間を気にする必要がない上に、汁気があるおかずも入れられて、お弁当レシピの幅がぐーんと広がります。おかずの種類が少なくてもOK! なんと言っても見た目がとってもおしゃれなのが最大の魅力です。そこで今回はこの中から、ミルフィーユ弁当だからこそ美味しい3品を実際に作ってみました。

サンラータン麺弁当(P.28)


 サンラータンは、サラダ油を熱したフライパンで、豚ひき肉、もやし、しいたけ、にんじんを炒め、鶏ガラスープの素や酢、片栗粉などを混ぜたものを回し入れて、とろみがつくまで炒め煮します。中華麺は、中華蒸し麺にごま油を回しかけ、電子レンジで加熱すれば出来上がり。キャベツの浅漬けは、千切りし塩でもんだキャベツにいり白ごまを振ります。そして、容器にサンラータン→中華麺→キャベツの浅漬けの順に重ねて詰めれば完成です。

 サンラータンと言えば、あの酸っぱくてちょっと辛いスープが特徴の麺料理ですが、今回は固めのあんにすることでお弁当でも食べられるようになりました。食べる際によくかき混ぜることで、あんが全体に絡まって、サンラータンの味に! 見た目も斬新ですよね。こんなお弁当が出てきたら、周りの人の注目を集めること間違いなしです。

鶏肉の照り焼き弁当(P.52)


 鶏肉の照り焼きは、サラダ油を熱したフライパンに鶏肉を入れて3分ほど焼きつけたあと、しいたけを加えてさっと炒めます。さらに蓋をして6分ほど蒸し焼きにし、最後に酒、みりん、しょうゆ、砂糖を加えて全体にからめて照りを出します。ゆで小松菜は、3cmの長さに切った小松菜を電子レンジで加熱すればOK。しょうがごはんは、ごはんにしょうがのみじん切りを混ぜます。そして、容器にしょうがごはん→ゆで小松菜→鶏肉の照り焼きの順に交互に詰めれば完成です。

 こちらは一見普通のお弁当にも入っていそうなレシピですが、この3つを層にすることで、下に敷いたご飯に甘辛い鶏肉の味が染み込み、ご飯がどんどん進みます。それと同時に、しょうがご飯にすることで後味はさっぱりするのもポイントです。小松菜の彩りも良いアクセントになっていますね。ご飯、肉、野菜がしっかり摂れるお弁当です。

コロッケ弁当(P.82)


 ひき肉のソテーは、サラダ油を熱したフライパンに玉ねぎ、ひき肉を加えて炒め、塩こしょうで味付けします。マッシュポテトは、電子レンジで加熱したじゃがいもを熱いうちにつぶし、塩こしょうで味付け。パン粉のトースター焼きは、オーブントースターでパン粉をキツネ色になるまで焼きます。そして、容器にマッシュポテト→ひき肉のソテー→パン粉のトースター焼きの順に交互に詰めれば完成です。こちらはおかずだけの容器になるので、別途パンやおにぎりを持参するのがおすすめ。今回は秋らしく、さつまいものおにぎりを添えてみました。

 このお弁当を見た瞬間、一体なんのお弁当? と思ってしまいますが、混ぜて食べるとあら不思議、口の中でコロッケが出来上がりました。これだと、丸めたり揚げたりする必要がなく、詰めれば完成なので、とっても手軽にコロッケを楽しめます。混ぜ合わせて違う味になる、これもミルフィーユ弁当の面白いところですね。

いつもと違うお弁当で、ランチタイムを楽しもう!
お弁当を作るとなると、あれやこれやと完成するまでに30分位かかってしまうこともあると思います。しかし、「ミルフィーユ弁当」であれば品数が少なくて済み、1つ1つのおかずを用意するにもそんなに時間がかからないので、時間は半分の15分位で完成しました。朝の忙しい時間での時短は、作る人にとってはかなり大きいですよね。また、食べる人にとっても、今までとは違った新しいお弁当の味を楽しめて嬉しいですよね。どちらにとっても良いこと尽くめのミルフィーユ弁当。ぜひこの秋は新しいスタイルのお弁当で楽しいランチライムをお過ごし下さい!

文=JUNKO