河井克夫×峰なゆか対談 「アラサー女子を語る」

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更新日:2013/8/13

アラサーに向けてきちんと準備をしなくては!

河井 明確な違いってありますか? 僕は自分が40代なので、20代も30代もどっちも若いと思ってるし、つい取材モードになっちゃうから一般の男性の気持ちがあまりよくわかっていなくて。「今何がはやってんの? エグザイル好き?」とか聞いちゃうんですよ。峰 20代の女性が好きな男性は、キャピキャピしていてちょっとバカっぽいことを言ったりするわかりやすい女の子を求めていると思う。
それがわざとやっていることだとわかっていても、わかっていなくても。
でも30代の女性を好きな男の人は、そういうものを求めてないはずで……。

河井 30代女子には癒されたい、と思っているんですかね。

峰 うーん。癒しというより、頭が悪すぎるのはいやだな、というのがあると思います。
「バカでかわいい」という評価は、30代女性にはあんまりくださないと思う。

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河井 なるほど。
ただ最近、30代でも「ばかでかわいい」でいいじゃないかっていう路線もある気もするんですよ。
20代の時にそれでうまく行った人は、一生その路線でいくというか。
かしこい路線で行きたい人は、20代の時からそれに向けて努力していて。

かわい・かつお●1969年愛知県生まれ。マンガ家。95年『ガロ』でデビュー。著書に『猫と負け犬』、『女の生きかたシリーズ』『日本の実話』など。松尾スズキとタッグを組んだ人気の猫エッセイ『ニャ夢ウェイ』最新3巻が12月下旬に発売予定。ラジオ出演なども。

峰 そうかもしれないですね。でも、とりあえず若さは必ずいつか失われるわけだから、プラスの「何か」がないといけないわけで……。それが何なのかは人によって違うとは思うんですけど、私もきちんと準備をしておかなくちゃ、と思ったんですよ。

河井 ああ、峰さんは、女性としてすごくちゃんとしていらっしゃるんですよね。
ビジョンを持っているというか。

峰 いえいえ、そんな! ありがとうございます。

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