“地味で決して美人ではない女”に惹かれる理由

文芸・カルチャー

2011/9/5

サントリーミステリー大賞、大藪春彦賞、吉川英治文学新人賞、日本推理作家協会賞など多くの賞を獲得してきた垣根涼介の新作『月は怒らない』(集英社)は、枠にとらわれない“垣根小説”だ。純然たるミステリー小説ではなくとも、登場人物たちの行く末が気になるミステリー・テイストは彼の真骨頂といえるだろう。 化粧もせず服装も地味、目... 続きを読む