憧れのあのお店のスイーツを自宅で再現!手みやげにもぴったり”いがらしろみさん”のスイーツレシピ【作ってみた】

食・料理

2016/6/18

『いがらしろみのレシピノート』(いがらしろみ/NHK出版)

 現在、鎌倉と学芸大学にお店を持ち、どちらも遠方から買い求めるお客さんで人気なのが菓子研究家のいがらしろみさんによるスイーツ。彼女が作り出す素朴で懐かしい感じのお菓子達は、美味しさ&見た目の可愛らしさから手みやげとしても大人気です。また定期的に開催されているお菓子教室も大盛況でなかなか予約が取れないほど。そんなお菓子教室でも大好評だったレシピをまとめた『いがらしろみのレシピノート』(いがらしろみ/NHK出版)が発売されました。ここでは、お店の定番焼き菓子やジャム、季節のお菓子など、いがらしさんの人気お菓子レシピが惜しげもなく紹介されていて、どれも美味しそうで作ってみたくものばかりです。そこで今回は、人気スイーツ3品を実際に作ってみました。

1.レモンの爽やかさがたまらない「レモンスコーン」(P.12)


 薄力粉とベーキングパウダーをふるい合わせたところに角切りにしたバターを加えて混ぜ合わせます。そこにグラニュー糖、塩、生クリーム、牛乳、すりおろしたレモンの皮、バニラエッセンスを合わせたものを加えてこね、ひとまとまりの生地にします。これを好みの形に切り、220℃に温めたオーブンで7分、さらに200℃で7分間焼けば完成です。

 いがらしろみさんの焼き菓子と言えばこれというほど大人気なスコーンのレシピです。今回はベーシックな生地にすりおろしたレモンの皮を混ぜ込むことで、食べた瞬間ふわ〜っとレモンの香りが口に広がり、とても爽やかなスコーンになりました。また、外側は香ばしく、中はしっとりしているのもいがらしさんのスコーンの特徴です。そのまま食べてもよし、ジャムなどをつけて楽しむもよし。温かい紅茶と一緒にゆっくり味わいたい一品です。

2、スパイシーなシナモンがきいた「りんごとシナモン、バニラのジャム」(P.46)


 鍋に粗みじん切りしたりんご、いちょう形に切ったりんご、グラニュー糖、レモン汁、シナモン、バニラビーンズを入れて沸騰させます。沸騰したらアクを取り、混ぜながらさらに3分ほど煮れば完成です。

 こちらもいがらしさんを代表するお菓子で原点とも言えるジャムのレシピです。甘酸っぱいりんごにスパイシーなシナモン、そしてより香りを豊かにしてくれるバニラが入ることで、とても奥深い味のジャムになりました。2種類の切り方をしたりんごが入っていることで、いろいろな食感も楽しめ、とても贅沢な気分になれます。ぜひパンやスコーンにつけて楽しんで。

3、フレッシュな美味しさがぎゅっと詰まった「グレープフルーツゼリー」(P.60)


 鍋に一つ一つ取り出した果実、グラニュー糖を入れて煮ます。沸騰したら火を止め、水でふやかしておいた板ゼラチンを加えて溶かします。これをグラスなどに流し入れ、冷蔵庫で3時間ほど冷やし固めれば完成です。

 こちらは季節感を大切にするいがらしさんが作る、素材をそのまま活かしたゼリーレシピです。皮から丁寧に果実を取り、皮に残った果汁までもしっかり絞って固めたゼリーは、フレッシュ感がそのままぎゅっと詰まっていて、まるでグレープフルーツをそのまま食べているような感覚です。喉越しも良いので、とても暑い日にうーんと冷やして食べたいお菓子です。

 

華やかなものも良いけれど、普段使いのお菓子として楽しみたい
 デパ地下などに行けば、これでもかというほど華やかに着飾ったスイーツが並んでいますが、これらはどちらかというと何か特別な時に楽しみたいものです。でもいがらしさんのお菓子は、素朴ながら食べるとほっこり幸せな気持ちにさせてくれる味です。そんな日常のちょっとした幸せを感じたい時にぜひ。

文=JUNKO