奇才漫画家・しりあがり寿の初個展開催決定! あんなものからこんなものまで、みんなクルクル大回転

エンタメ

2016/7/1

    img01

 芸術なのか、マンガなのか、それとも何かのメッセージか? クルクルと回るたくさんの回転が出迎える展覧会「しりあがり寿の現代美術 回・転・展」が、2016年7月3日(日)~9月4日(日)に、練馬区立美術館で開催される。また、愛知・兵庫でも開催が予定されており、各地で様々なものが“回転”していく。

 しりあがり寿は、『弥次喜多in DEEP』や朝日新聞に連載中の『地球防衛家のヒトビト』をはじめ、数多くの独特の批評精神に満ちたギャグ漫画で知られ、その仕事は文芸春秋漫画賞や手塚治虫文化賞・優秀賞を受賞するなど高い評価を得ている。

 最近では、東日本大震災後の日本をテーマにした漫画集『あの日からのマンガ』が大きな話題を呼んだことは記憶に新しいはず。その一方で、墨絵インスタレーション、アニメーション映像などの手法を用いて、自身の漫画と関連しながらもそれ自体で自律した現代アート作品も発表。また近年、様々な日用品などを回転させる、一連のインスタレーションも展開させている。

 自身初の個展となる同展では、これまでの多様な仕事に触れつつも、特に回転インスタレーションを中心に新作を大規模に展開。日常の事物、美術作品、映像など、多岐にわたる品々を様々な方法でひたすら回転させていく。回転はそれ自体のシンプルな動きの中に、命を吹き込む生命感、固定概念の破壊、関係性を喪失した空虚さなど多元的な意味を投げかける。

 回転作品のほかにも、漫画家・しりあがり寿のデビュー作『エレキな春』をはじめとした、原画50点も一挙大公開。また、部屋全面に和紙を貼った墨絵インスタレーションや、ゆる~いアニメーション「ゆるめ~しょん」なども公開されており、見どころがたくさん。

 ギャグとシリアス、ナンセンスと哲学、サブカルチャーとアートなど、様々な境界の間から独自の表現を試みるしりあがり寿の感性が、人間や社会、芸術について笑いと共に考えさせる機会を提供し、幅広い層に大きな反響を巻き起こす。

「しりあがり寿の現代美術 回・転・展」
会期・会場
東京・練馬区立美術館 2016年7月3日(日)~9月4日(日)
愛知・刈谷市美術館 2016年9月17日(土)~11月6日(日)
兵庫・伊丹市美術館 2017年1月14日(土)~3月5日(日)
主催:各開催美術館、朝日新聞社
⇒「しりあがり寿の現代美術 回転展」特設サイト

<展覧会をより楽しむためのイベントも逐次開催!>
※イベントはすべて「練馬区立美術館」で開催。

鑑賞プログラム「トコトコ美術館 vol.18 テーマ:回転」
日時:2016年7月30日(土)、31日(日) 10:30~12:00/14:00~15:30
講師:練馬区立美術館学芸員
対象:3~6歳の未就学児&保護者 各回5組(事前申込・抽選)
申込締切:2016年7月15日(金)必着

ワークショップ「回転工作☆ 身近な材料で回る仕組みを作ってみよう」
日時:2016年8月5日(金)、6日(土)10:30~12:30/14:00~16:00
講師:同館学芸員
対象:小学生 各回15名(事前申込・抽選)
費用:300円(材料費)
申込締切:2016年7月22日(金)必着

ワークショップ「回るものにはなにがある? みんなで作る回転オブジェ」
日時:2016年8月7日(日)、12日(金)10:30~12:30/14:00~16:00
講師:同館学芸員
対象:小学生 各回10名(事前申込・抽選)
費用:100円(材料費)
申込締切:2016年7月22日(金)必着

「館内探索」
日時:2016年8月19日(金)、20日(土)10:30~12:00/14:00~15:30
講師:同館学芸員
対象:5歳~小学2年生 各回10名(事前申込・抽選)
費用:100円(材料費)
申込締切:2016年8月5日(金)必着

「声優、銀河万丈による読み語り」
日時:2016年8月28日(日)15:00~
対象:中学生以上 70名(事前申込・抽選)
申込締切:2016年8月12日(金)必着

「ギャラリートーク」
日時:2016年7月14日(木)、8月18日(木) 15:00~
講師:同館学芸員

※掲載内容は変更になる場合があります。