リリー・フランキーが俗にまみれた俳諧師に!? 藤沢周平の傑作小説『一茶』映画化決定に興奮の声続出

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2016/10/22

 俳諧師・小林一茶の波乱万丈な生涯を描いた、藤沢周平による傑作小説『一茶』が映画化されることが明らかになった。さらに主演の一茶役をリリー・フランキーが演じることが公表され、原作ファンからは「これは主演男優賞ものかも。絶対ハマり役」「キャスティング聞いてこんなにそそられることが今までにあっただろうか!」と期待の声が上がっている。

 原作の『一茶』は、日本を代表する小説家・藤沢が一茶の家族との愛憎や世間との確執、知られざる生活の様子を丁寧な筆致で描き出した作品。生涯で2万句にも及ぶ作品を残した稀代の俳諧師・一茶は、素朴な作風とは裏腹に貧しさの中をしたたかに生き抜いた男。遺産横領の汚名を残し、晩年に出会った若い妻と荒淫ともいえる日々を過ごした老人でもあった。俳聖という名がおよそ似合わない、底辺を生きた一茶の複雑な人物像を描き出す。

 読者からは「俳句をいくつか知っていたけど、まさか一茶がここまで俗っぽく、ここまで哀れな人物とは知らなかった! 衝撃的な内容」「一茶の姿があまりに人間臭く、読むほどに興味が湧いてくる。間違いなく名作」「同作で描かれた一茶の姿は初めて知るものばかり。放浪しながら多くの女性を抱いていたとか、遺産相続の争いとか。目から鱗でした」「田舎から何の後ろ盾もないまま上京し、都会で挫折する姿に親近感を覚えた。年老いてからの敗者としての寂しさは身につまされるよう」「小説を読んでこんなに一人の人間を深く知り、共感したことはない」と絶賛の声が上がった。

 そして主演をリリー・フランキーが務めることが発表されると、「人間臭く、泥臭く生きた一茶役はリリーさんで間違いない! 生々しい一茶の姿が見られそうだ」「一茶をリリーフランキーが演じると聞いて俄然劇場で見たくなった」「演技の振れ幅が大きいリリーさんがどう演じてくれるのか楽しみでしょうがないわ」「このキャスティング、考えた人はマジで神。原作読んでたけどイメージぴったりだもん!」と興奮の声が。

 リリー自身は「一茶の句が、何故、今も人々に愛されるのかを、自分なりに考え、一茶自身の愛しさを伝えることができたらと、恐縮しながら、真摯に向き合いたいと思います。一茶のように、低い目線で、人間臭く生きてゆくこと。その在り方と、挫けない気持ちを少しでも定着できるよう、無欲の欲で、作品に献身したいと思います」と、一茶を演じるにあたっての熱い意欲を語っている。

 一茶の人間像を、闇の部分も光の部分も浮き彫りにした傑作小説の映画化。リリーの熱演によってどういった仕上がりになるのか、劇場で確かめる必要があるだろう。

■映画「一茶」
公開日:2017年(予定)
原作:藤沢周平
監督:吉村芳之
脚本:柏田道夫
出演:リリー・フランキー、中村玉緒、伊藤淳史、石橋蓮司、佐々木希、水川あさみ、立花美優、高橋かおり、内野聖陽、奥田瑛二 ほか