「眠りが浅い」「寝ても疲れが取れない」を改善! ぐっすり眠れて朝スッキリ目覚めるための方法とは?

暮らし

2017/6/27

『東洋医学の先生が教える「ぐっすり眠れない」が治る本(PHP文庫)』(福辻鋭記/PHP研究所)

 「寝ても疲れが取れない」というのが、私の慢性的な悩みでした。疲れが取れないので「休日はたくさん寝よう」→「寝ても寝ても眠たい」→「寝れば寝るほどダルイ……」という負のスパイラルに陥っていたような気がします。

「快眠できないのが普通」といった状態で日々を過ごしていましたが、体力は落ちる一方だし、仕事にも影響が出たら嫌だなぁと思っていた時、タイトルにピンときて手に取ったのが『東洋医学の先生が教える「ぐっすり眠れない」が治る本(PHP文庫)』(福辻鋭記/研究所)です。

 本書は鍼灸治療院の院長として、30年以上のキャリアのある著者が「ぐっすり眠れて朝スッキリ目覚めるためのノウハウを、鍼灸や漢方などを中心とする東洋医学の観点と、体のゆがみを治すツボ押しや整体、ストレッチなどの観点から紹介したもの」。

 まず、「熟睡度」を探るためのチェック項目があるので、「どうして自分がぐっすり眠れないのか」が分かるようになっています。原因が分かったら、その改善方法を実践しましょう!

 早速、私がやってみたことは「目が覚めたら二度寝はしない」ことです。

 私は大の「二度寝好き」。「二度寝」は休日の特権だからこそ、「二度寝ができる幸せをかみしめる」意味で、目が覚めても気の向くままに、もう一度寝ていました。

 しかし、これも不眠の一因だったみたいです。

「人間の体は、朝起きて太陽の光を浴びると体内時計がリセットされ、それから14~16時間後に自然と眠くなる」ようになっており、「生体リズムが安定すれば、当然、夜はぐっすり眠ることができる」のです。

 私はフリーランスという仕事柄、寝る時間も起きる時間も(食事の時間も)まちまちになりがちだったので、まずは「生体リズムを安定させる」ことが第一歩でした。

 朝、自然に目が覚めたら二度寝をせず、「その日やることや楽しいことを頭に浮かべて、さっと起きてしまいましょう」とのこと。

「生体リズムを安定させる」ことは、いわゆる「ブルーマンデー」の解消にもつながります。
休み明けの月曜日を億劫に感じている方も多いでしょう。「まだ寝ていたい」「疲れが取れていない」といった悩みも、規則的な平日の生活が、金曜日夜から土日にかけて乱れてしまっていることが原因かもしれません。

 このブルーマンデーを、ハッピーマンデーに変える方法があります。

「土曜日の朝は、休養と平日の寝不足分を補う意味で、いつもより1時間ほど多く寝る」「日曜日の朝は、思い切って平日と同じ時間に起き、日中にウォーキングなどをして、積極的に体を動かす習慣をつける」。こうすることで、日曜日の夜には自然と眠気が襲ってきて、月曜日の朝、眠気に悩まされることも少なくなるとか。

 生体リズムが安定しているはずなのに、眠気や疲れがとれない場合は、もしかしたら「脳の疲労」がたまっているのかもしれません。「脳の疲労」をとるには「目の疲れ」を解消するといいそうなので、目の疲れをとる「セルフスマッサージ」をご紹介して、本記事を締めくくりましょう。

(1)脳が疲れたと感じたら、まず目を閉じる。(目から入ってくる情報を遮断するだけでも、脳の疲労度は軽減される)
(2)右目には右手、左目には左手の5本の指の腹を当てて、軽く指圧する。

 この簡単なマッサージを、1時間に3分ほどのペースでやるといいそうです。眼球は強く押しすぎないよう、ソフトタッチを心がけるようにしてください。

「眠れない」ことを甘くみてはいけません。快眠は健康の土台。本書では、「ぐっすり眠る」ための食事、運動、ストレッチなども紹介されているので、参考にしてみてください。

文=雨野裾