電子書籍を読むことに抵抗がなくなったキッカケって?【第1回】ダ・ヴィンチ読者や編集部レビュアーに聞いてみた!

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更新日:2011/9/7

立花もも:「センネン画報」や「もしもし下北沢」のように、著者の解説があったり、連載時の挿絵イラストをスライドショーで見ることができたり、お気に入りのイラストはキャプチャーすれば壁紙にできたり、紙の本にはない特典が付いていると、お得感があって嬉しいですね。

 

センネン画報/今日マチ子/NetMove
画面をタップすると、紙の書籍にはない著者解説が表示される

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もしもし下北沢/吉本ばなな/毎日新聞社
イラストギャラリー。画像をタップすると、フルスクリーン表示される

 

Yoko‐san:言葉の意味を確認したいときに辞書やWikipediaが使えたり、本の内容を友人たちにシェアしたい時にはtwitterが使えたりする機能も便利ですね。

ユメコ:「ことりっぷ」のようなガイドブックは、お店情報がMAPとリンクしていてとても便利。先日、鎌倉に行ったときに大活躍でした。

 

ことりっぷ/昭文社
お店情報をタップすると、MAPやHPなどへのリンクボタンが表示される

 

tjedit:電子書籍はバージョンアップが可能。たとえば「twitter社会論」も何度かアップデートして、新しい情報が追加されています。買ったときのままではなく、“進化する書籍”という感じがいいですね。

 

Twitter社会論/津田大介/ナターシャ
目次のコンテンツは電子書籍版用に新たに追加されたもの

 

紙の書籍も好きだけど電子書籍も素晴らしいということが、ヘビーユーザーであるレビュアーの座談会からも感じられた。もちろん、書籍を探しにくいといった課題はあるけれど、数冊読んで慣れてしまえば操作性にストレスを感じることも少なくなる。それ以上に、電子書籍だからこそ実現可能な特典やリンク・検索機能、バージョンアップなどといったメリットがあるようだ。

 

【今回のポイント】
● 電子書籍は自分好みにカスタマイズできたり、携帯性のよさ&手軽さがメリット
● 特典やリンク・検索機能、バージョンアップなど、電子書籍だからこその機能も嬉しい
● 電子書籍自体を探しづらいのが難点

来週は、【第2回】ビューワー開発者に読みやすさへのこだわりを聞いてみた! をお届けします。
9/12(月)更新です。お楽しみに!