倦怠期の夫婦を描いた小説『乳房に蚊』が映画化決定！ 濱田岳＆水川あさみの出演に「夫婦役がすごくしっくりくる」と期待の声
エンタメ 公開日：2019/8/1
脚本家・足立紳の小説『乳房に蚊』が、濱田岳の主演で映画化されることが明らかに。濱田の妻役には水川あさみが抜擢され、「ダメ夫な濱田くんとか楽しみ」「原作もすごく面白いからこれはいい映画になりそう」と注目を集めている。
作者の足立は、映画「百円の恋」で注目を集めた脚本家。『乳房に蚊』は、自身の経験をもとに執筆した作品だ。主人公となる売れない脚本家・豪太は、妻のチカ、娘のアキと3人暮らし。結婚10年目になる夫婦は絵に描いたような倦怠期を迎えており、チカは稼ぎのない豪太を見下し暴言ばかり吐いている。
そんな豪太の元に舞い込んできたのは、「ものすごい速さでうどんを打つ女子高生」というネタで脚本を書いてみないかという誘い。豪太は仕事のチャンスを掴みつつあわよくば妻のご機嫌を取ろうと、家族3人で香川旅行へと向かう。チカの徹底的な節約計画のもと取材先へたどり着いた豪太は、そこで衝撃の事実を耳にするのだった――。
2016年に発表された小説は、「夫が最低すぎるけど根がポジティブでなぜか憎めない」「チカの容赦ない罵詈雑言に笑える」「妻と寝ることしか考えてない単純な豪太の不器用な愛がいい」と読者に大好評。映画は「喜劇 愛妻物語」というタイトルで制作され、2019年8月6日（火）には改題した文庫版も発売される。
今回の役について濱田は、「僕がダメになればなるほど奥さんが素敵に映ると思う」「お仕事として、きちんとダメ男になれるようにがんばろうと思います」とコメント。水川は「足立さんの描く日常のやり取りにくすりと笑っていただけますよう、全力で罵声を浴びせてやろうと思います。笑」と意気込みを明かした。
原作ファンからは、「足立さんの作品に濱田岳はぴったりだと思う」「水川さんと濱田くんの夫婦役がすごくしっくりくる」「どんな罵詈雑言が飛び出すのか気になるなぁ（笑）」と期待の声が続出。2020年公開予定なので、続報も見逃さないようにチェックしておこう。
