【第7回】ダ・ヴィンチ恐山の降霊大喜利 「【夏休み】をテーマに一句詠んで下さい」(俳人編)
更新日:2013/8/8
大喜利界の鬼才、ダ・ヴィンチ恐山が大喜利に挑む! シュールで独特な恐山ワールドをお楽しみあれ!
■本日の出場者
松尾芭蕉 (1644-1694)
江戸時代の俳人。日本各地を紀行して芸術性の高い俳句を詠んだ。日本を代表する俳諧師であり、俳聖と称されることもある。代表作に『おくのほそ道』『野ざらし紀行』
小林一茶 (1763-1828)
江戸時代の俳人。弱いものや小さいものに目を向けた素朴な俳句で知られる。代表作に『おらが春』『父の終焉日記』
正岡子規 (1867-1902)
明治時代の俳人、歌人。明治時代の代表的な文学者の一人であり、結核を患いながらも数多くの句を遺した。俳句雑誌『ホトトギス』に携わる。
尾崎放哉 (1885-1926)
大正時代の俳人。五・七・五の韻律をあえて崩した自由律俳句を詠んだ代表的な人物で、句は孤独を詠んだ物が多い。
ホトトギス (杜鵑、学名 Cuculus poliocephalus)
鳥。カッコウ目カッコウ科。全長約28cm。九州以北に夏鳥として生息。自分で雛鳥を育てず、ウグイスの巣に卵を託卵する。「きょきょきょ」という忙しげな鳴き声が特徴的であり、和歌や俳句においてよく題材にされる。
お題:「夏休み」をテーマに一句詠んで下さい
これはいつもどおり一句詠めばいいのかな。
いやその前にちょっと待って?
突っ込まなくちゃいけないことがあるよね。
ホトトギス (杜鵑、学名 Cuculus poliocephalus)
これは鳥だろ!
詠まれる側だろコイツは! っていうか、なんでこいつだけ説明がこんな詳しいんだよ! 学名とかいらねーよ!
きょきょきょきょきょきょきょ!!
うるせ。
……怒ってる。
一応アレじゃないの。私ら俳人に縁のある生き物ってことで……あ、ほら子規くんの「子規」って、ホトトギスの異名だし。
だからって参加させる必要がどこに……
とりあえずお題に取り組みましょうか。
最初に出しますけどいいですか?
どうぞ?
お題:「夏休み」をテーマに一句詠んで下さい
夏休み明けにやる気のない男子が出した俳句の宿題みたいだな。
そういうのも含めてあの……夏休みっぽいってことで。
トッキョキョカキョク! トッキョキョカキョク!
上手くまとめたな。鳥うるせえな。
次いきまーす。
野球好きなんで詠みました。月並みかもしれないけど。
お題:「夏休み」をテーマに一句詠んで下さい
わーーっ!!
子規くん! 血がついてる!!
あ……書いてるとき結核が出ちゃって。
重いよ!
……句は限りなく軽いな。
キョウキョウキョウシ!
そしてうるせえな鳥!
キョウモトマサキ!
なんで京本政樹だ。
……うるさいな。
ああ、もう。僕いきますね。
はい。
お題:「夏休み」をテーマに一句詠んで下さい
全然5・7・5じゃねえ!
……っていうか、これダパンプのパクリだろ!
違う、影響を受けただけだ。
……あ。「ISSA」だけにダパンプか。
なるほど。
オキナワアクターズスクール!!
うるさいな! っていうかそれもう鳥の鳴き声の範疇超えてるよね?
……僕、いきます。いくつか出来たので全部出します。
君は自由律だね。さっきのも自由律と言えなくもないけど。
お題:「夏休み」をテーマに一句詠んで下さい
多いな~!
キョキョキョ~!
なんかテレビばっか観て夏休み過ごしてる感じがすごいな。
キョスタルジー!
……「あるあるネタ」っぽいね。
イツモキョキョカラ!
……あのう、この鳥、いいかげんうるさくないですか。
でしょ?
キョ!?
どうする?
そういえば、昔ある武将がこんな句を詠んでましたね……
ナンカビミョウニチガウ!?
完全に喋ってるじゃねえかお前。
……どうしましょう?
仕方ないですね。
………………。
………………。
………………。
………………。
キョーーーーー!!