その人付き合い大丈夫? いくつもの困難な局面を乗り越えた2人の誠の人間関係

ビジネス・社会・経済

2011/10/6

憂鬱でなければ、仕事じゃない

ハード : PC/iPhone/iPad 発売元 : 講談社
ジャンル: 購入元:電子文庫パブリ
著者名:見城徹 価格:1,102円

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大手出版社、角川書店取締役から一転、自ら出版社を立ち上げた幻冬舎の見城徹氏と、ネットビジネスのベンチャー企業を立ち上げ、史上最年少でマザーズ上場を成し遂げサイバーエージェントの藤田晋氏の共著と言われればそれだけで読みたくなる。

大物作家やミュージシャンを次々に口説き、本を出版、ベストセラーにさせる人物。
ネットバブル崩壊後も生き残り、進化する会社サイバーエージェントの代表。
業界も世代も違う二人仕事論。

多くのビジネ書を読んできましたが、この本ほど熱いもの感じたビジネス書はないと思います。

藤田氏はまえがきでこう始まります。「三十代になってから一番影響を受けた人物は見城さんかもしれないな」と。26歳という最年少でマザーズ上場を果たした藤田氏は、世間も注目する若手経営者として30代になり上辺だけの付き合いや、自分はどうあるべきか戸惑っていた時に、見城氏からの多くの学びを得たそうです。何が大切で何が無駄なのかがはっきりしたと。

本書は、藤田氏が多くを学んだ見城氏の独特な仕事哲学に、藤田氏の実体験を盛り込んだ解説のように展開しています。

大物作家や芸能人との付き合いなど、見城氏の編集者として長年の経験からの仕事哲学は一見、一般的な社会人にとっては別世界のように感じます。それでも、人付き合いの根本は同じだし、実は真髄はココにあるのだと、藤田氏の解説は分かりやすく、そして若い世代に強いメッセージを発信しています。

「小さいことにくよくよしろよ」「「パーティーには出るな」「行く気がないのに、今度、飯でもと誘うな」「頼み事百対一の法則」「これほどの努力を、人は運という」…いくつかのタイトルだけでも独特です。

ビジネスは決してきれいごとではできない。欲の絡み合い、駆け引き、泥臭いもの。しかしその根っこには簡単には作り上げられない人間関係があってこそですね。
今の人付き合い、それで大丈夫ですか? ちょっと立ち止まって読んでみてください。


目次の一部です。この目次だけでも見城氏の感性の豊かさが伺えます

藤田氏がまえがき、見城氏があとがきを書いています。この本を作るきっかけとなった出来事や作りながら受けた影響などお互いへの敬意が感じられる内容です

それぞれのタイトルは見城氏の直筆のまま載せています。デジタル文字じゃない手書き感がいいですね