70年代アメリカの力を象徴した車たち

趣味・実用・カルチャー

2011/12/17

70年代のアメリカ車1―GM (上)

ハード : PC/iPhone/iPad/WindowsPhone/Android 発売元 : 二玄社
ジャンル:趣味・実用・カルチャー 購入元:eBookJapan
著者名:digitalCARGRAPHIC編集部篇 価格:270円

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本書は60年代から70年代の車メーカーが開発、販売した車を紹介、解説したシリーズ本。
そのアメリカ車でGM版、しかも上巻である。編集はCar Graphic編集部が担当。

GM(ゼネラルモーターズ・General Motors Corporation)はアメリカ合衆国ミシガン州デトロイトに本社に置く、誰もが知る大企業。アメリカ自動車ビッグ3の一角である。ちなみにビッグ3とはGM、フォードモーター、クライスラーである。実はドイツにもビッグ3と呼ばれる存在があり、こちらはメルセデス・ベンツ、BMW、フォルクスワーゲンである。GMはアメリカビッグ3唯一フルラインナップを持つ。その車種の多さは圧巻。ゆえに上下巻の2巻構成なのである。上巻ではシボレー、ポンティアックのディビジョンが紹介されている。また下巻で紹介されているのはオールズモビル、ビュイック、キャディラックである。

本書ではメーカーの設立経緯など具体的なメーカー解説から、製造、発売した車種のパワートレーン、サイズのデータが写真と一緒に載っている。

GM上巻で紹介されているシボレーのディビジョン。シボレーは日本でも知られている名前である。カマロ、コーヴェット(日本ではコルベットという車名のほうが一般的)など有名な車から、西ドイツのオペル主導で世界戦略車(グローバルカー)を目指したシェヴェットなどの写真を見ることができ、アメ車好きは歓喜すること間違いなし。

ポンティアックはファイアーバード・トランザム、グランヴィル、ボンネヴィルなど車格が日本車とは桁違い。まさしくテレビドラマ「ダラス」に出てきそうな車で、広い道、長い道、広い家が似合ってしまう。

ビッグ3、特にGMの車は80年代、日本車が台頭するまで、アメリカの経済、文化、国力の象徴であった。カーデザイナー、ハーリー・アール主導で展開された華麗なデザイン、テールフィンデザインの車にテンガロンハットを被った億万長者が乗る。古臭いと思われるかもしれないが、ビル・ゲイツが世に出る前は、そんな図がアメリカンドリームだったのである。

そのアメリカンドリームをGMの車は思い出させてくれるのだろう。

掲載されているシボレー・カマロの絵

GMの車種はイラストでの説明が多い

こちらはカマロのスポーツクーペ

有名なコーヴェット・スティングレイ

ポンティアック・ファイアーバード・トランザム

ボンネットのファイアーバードエンブレムの説明

グランヴィルのイラスト。荘厳である

ボンネヴィルのイラストである (C)二玄社