月収10万円だった4人の子持ちシングルマザーがたった2年で月収1400万円になった「ノートの魔法」シリーズ2(全6回)~マウンティングされたって、もう平気!? みじめで残念な自分をノートに書いて、絶望するまで感じる

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2017/12/11

『お金の神様に可愛がられる3行ノートの魔法』(藤本さきこ/KADOKAWA)

「女子のいるところにマウンティングあり」。
 そう言いたくなるほど、学校や会社、女子会やママ会など、いたるところで女性同士の格付けが行われているようです。

 株式会社ウエディングパーク(ガールズスタイルLABO)が20代~40代の女性122人を対象に行った『女性同士のコミュニケーション』に関する調査(2014年)では、「マウンティングをされた経験がありますか」との問いに「はい」と答えた割合は51.6%。なんと、全体の半数を超える女性が被マウンティングを経験していることになります。

 マウンティングとは、言ってしまえば相手を見下す行為。された側はとても不愉快な思いをしますよね。
 しかし、「実はこんなタイミングこそ人生を好転させるチャンス」と教えてくれるのは、女性起業家の藤本さきこさん。彼女によれば、イライラ、くよくよ、悶々といったマイナスの感情を抱いた時こそ、自分の未来と可能性を縛る「設定」に気づく良い機会だそう。

 第1回目の記事でも、「他の人や物やコトに向けていたエネルギーを、自分の心と向き合うことに使うこと」が人生を好転させるコツだとお伝えしました。

 ネガティブな面、みじめな気持ち、情けない自分から思わず目をそらしたくなるのは万人共通です。だって、そんな自分、見たくないし受け入れたくもないですものね。でも、そんな気持ちを否定するのではなく、まずはノートにひ たすら書きつけ、明らかにすることがすべての始まりというのが彼女の主張です。
 さらに「どうしてそう感じたのだろう?」とノートを使って掘り下げていくことで、今の自分の現実と、人生の「設定」が見えてくるそう。

 著書『お金の神様に可愛がられる3行ノートの魔法』(藤本さきこ/KADOKAWA)(12月8日発売)の中で、自分の過去を彼女はこう振り返っています。

すきま風が吹く古い家を「アンティーク調で素敵」と思い込み、10万円あるかないかの収入にもかかわらず、「ギリギリの生活で頑張っているシングルマザーの自分」にそれなりに満足して、幸せな毎日を送っているつもりでした。

 一方で彼女はずっと“うまくいかない日常”を抱えていたといいます。
 モヤモヤに勇気を持って向き合い、自分の心に素直になってみた彼女が気づいた願いとは……?
「もっと広くてキレイであたたかな家に住みたい」、そして「ラクしながらもっとザクザク稼ぎたい」でした。

「貧乏を感じれば感じるほど、現実がますます貧乏だと感じたくなる現状」などと、月収10万円 の感覚では腑に落ちないことも、こうやって書いておいておきました。

私の本当の願いに気づいた時、理想の現実があまりにも乖離し過ぎていて、夜中に大泣きしたのを今でも覚えています。自分の現実を直視し、『これが、自分が望んだ現実』とみじめで残念な自分も認めたからこそ、当時の現実とは違う、本当の自分の望みに気づくことができたのです。

 藤本さきこさんいわく「『絶望』は幸せへの近道」。

理想とは違う自分。
その現実すら、無意識で自分が願って叶えていたという事実。
自分の無限の可能性を遮断する思い込み。
それらのすべてに絶望して、“残念な自分”を感じてみてください。
感じて味わってこそ、初めて本当の望みに想いを巡らせることができます。

 なるほど、「絶望」は、本当の自分の望みを知るために必要なステップということですね!
 素直な感情をさらけ出す場として最適なのはやはりノートでしょう。文字にすることで感情を視覚的に捉えることができるからです。
 多くの人が避けたがる「絶望」ですが、うまく味方につけて、人生を好転させるチャンスにしたいものです。そのためのヒントが盛りだくさんの一冊です。

文=村上杏菜

藤本さきこ(ふじもとさきこ)
1981年生まれ、青森県出身。株式会社ラデスペリテ 代表取締役。
累計3万人を動員した「宇宙レベルで人生の設定変更セミナー」を主宰する人気講演家。布ナプキンや出産ギフト、ハンドメイド雑貨の店舗「petite la’ deux(プティラドゥ)」を友人と共同創業する。「女性性」を大切にすることをテーマに人生の在り方を追求した結果、実店舗を閉鎖し、ネットショップへと事業形態を変更。2年で年商3億円を超える規模に拡大。現在は、エジプト香油も扱う。2年間で20冊分の「設定変更ノート」を書き続けたことで人生が劇的に好転する。処女作『お金の神様に可愛がられる方法』は発売前重版がかかるベストセラーに。