12月に食べたいオススメの“得旬”野菜は? 旬のお得食材を使った便利レシピ【作ってみた】

食・料理

2017/12/18

『クックパッドの得旬レシピ』(クックパッド株式会社/宝島社)

 日々の食事に積極的に取り入れたい、旬の食材。旬の食材は、安く、美味しく、その季節に体に必要なものを届けてくれる、お得で有難いもの。しかし、今は年中同じような野菜が並んでいて、いったい何が旬なのか分からない、という声もよく聞く。『クックパッドの得旬レシピ』(クックパッド株式会社/宝島社)は、そんな悩みを解決してくれる便利な一冊だ。

 食材を旬ごとに分けたレシピ本はたくさん出ているが、この本はただ春夏秋冬で分けているのではなく、1か月単位で区切って紹介されているのが特徴。例えば、「春の食材」と一言で言っても、春の初めと終わりでは変わってくる。本書は、せっかく買いに行ったのに旬が終わっていた、なんて事態を回避するのにきっと役立ってくれるはず。

 では、今この「12月」に食べたい旬の食材は何なのか、12月のページからいくつか作って紹介しようと思う。

■「大根が主役! 豚の生姜焼き」(P.114)


 まずは、冬に美味しい野菜の代表ともいえる「大根」を使った「大根が主役! 豚の生姜焼き」。いちょう切りにした大根と豚肉を炒め、すりおろした生姜、醤油、みりん、酒、砂糖、和風だしの素を混ぜたものを加えて大根に染み込ませる。あとは好みでねぎや一味をプラスすれば完成。

 冬の大根は瑞々しく、どんなふうに食べても美味しい便利食材。豚肉の旨みの溶け出した甘辛い味を吸った大根は、次々に食べたくなる魅力的な味。ごはんと相性がいいのはもちろんだが、温かいうどんにのせても美味しそうだ。

■「超簡単 長芋とベーコンのチーズチヂミ」(P.119)


 2つめは、長芋を使ったちょっと珍しいチヂミ「超簡単 長芋とベーコンのチーズチヂミ」。薄力粉、片栗粉、鶏がらスープの素、卵、水、いりごまを混ぜた生地に千切りにした長芋、細切りにしたベーコン、刻んだネギを加え、ごま油でカリッと両面焼けば完成。

 生地はカリッとモチッと、長芋はサクサクで、いろいろな食感が楽しめる一品。ベーコンの旨みと塩気、ごま油が効いているので、そのまま食べても十分美味しい。チヂミに長芋を入れたことはなかったが、これはぜひともリピートしたい。

■「さつまいもとりんごのサラダ」(P.123)


 最後は「りんご」と「さつまいも」を使った甘いサラダ、「さつまいもとりんごのサラダ」。りんごとさつまいもはいちょう切りにし、さつまいもはレンジで加熱して火を通しておく。あとはヨーグルト、マヨネーズ、蜂蜜を混ぜ、りんご、さつまいも、レーズンを加えてよく混ぜ合わせれば完成。

 ヨーグルトとマヨネーズの酸味の中に、りんごやさつまいも、レーズン、蜂蜜の甘さを感じる、おかずとしてもデザートとしても成り立つ便利なサラダ。食感も、ほくほくシャキシャキと違いを楽しめ、子どもも喜びそうだ。

 どの食材も、スーパーならほぼ確実に手に入る食材ばかりで、この時期は比較的安価で買いやすい。それでいて栄養価も高く、味もしっかりとしていて美味しい。まさに“得旬”食材だ。ちなみに12月の食材として、他にホタテ、ネギが挙げられている。

 もちろん12月だけでなく、他の月のメニューも作りやすくて重宝しそうなものばかり。旬の食材は他にもたくさんあるが、まずはこの『クックパッドの得旬レシピ』で基本を知り、旬を意識した食卓を心がけたい。きっと、買い物も料理も食事も、いつもより楽しくなる。

調理、文=月乃雫