歩き方を変えれば太りにくくなる! 『深イイ話』で話題になった「美コアメソッド」

健康・美容

更新日:2018/2/7

『美コア 細くて強い美ボディメイク』(山口絵里加/文藝春秋)

 痩せないのは「体のゆがみ」と「冷え症」のせい! と提唱するのは、「人生が変わる1分間の深イイ話」などで話題の“ドS先生”・山口絵里加さん。初の著書『美コア 細くて強い美ボディメイク』(文藝春秋)によれば、日本人女性はそもそも歩き方がおかしい人や、運動不足や睡眠不足、日々のストレスによって血流が悪くなり冷えになる人が多いそう。身体があるべき姿に整えられていないから、よぶんなところにお肉がついて、必要な筋肉が衰えていく。……と、体幹トレーニングが必要なことくらい、ダイエットに意識が向いている人たちならすでにわかっているだろうが、美コアは身体の軸をしっかりつくった上でさらに美しいボディラインを手に入れるためのメソッド。忘年会&新年会ラッシュで重くなった体をどうにかしたいあなたへ、新年こそ生まれ変わるためのメソッドを、ここで一部ご紹介。

■呼吸法を確認しよう(p.28-29)

 どんな動きをするにしても、正しい呼吸ができなければ身体は反応してくれない。美コアに必須の腹式呼吸&ラテラル呼吸をまずはしっかりと学ぼう。

■初級(デトックス)編:お腹(p. 42-43)

 食べすぎたあとに気になるのは、一にも二にもまずお腹! 寝正月でかたまった身体をお腹から順番にストレッチしていこう。てっとりばやく腹筋したくなるかもしれないが、身体をほぐさなければ筋トレも無意味。大事なのは身体をほぐして、開くことだ。

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■中級(バランス)編:下半身(p.66-67)

 それほど体重が増えたわけでもないのに、ボトムスがきつくなっているのは、身体が歪んでいるからかもしれない。そんなときはこれ。お腹と下半身の筋肉をまんべんなく使うため、腹筋にもヒップアップにも効くうえにまっすぐな足が手に入るというすぐれもの。きつくても一つ一つしっかりこなしていこう。

■上級(シェイプ)編:背中(p.92-93)

 女性が陥りがちな“反り腰”は、お腹がでっぱる原因になったり、腰痛を引き起こしたりしがち。背中の肉がすっきり落ちればシルエットも自然と美しくなる。目に見えるところを整えたら、次は背中美人をめざしてみよう。

 ふだん運動をしていない人が、いきなり1冊まるごと実践しようとすれば、誰だって挫折する。まずは身体を動かすことに慣れるため、初級編を試してみよう。それだけでもむくみやセルライトの除去、身体が伸びることでのストレス改善につながっていく。慣れたら次はバランスを意識。デトックスで身体を開いたあとなら、姿勢の調整もしやすくなっているはず。身体をあるべき状態にゆっくり戻すことができたら、そこでようやくシェイプ編。部分痩せの実践だ。千里の道も一歩から。根本改善に、焦りは禁物。今年の年末に飲み会で一喜一憂しないためにも、じっくり身体をつくりあげていこう。

文=立花もも

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