結婚したら彼の欠点が目について…危機を脱した夫婦の解決法とは?

恋愛・結婚

2018/10/21

■結婚したかっただけなのかも

「私はそういう状況に陥って、結局、結婚が目標になっていたのだとわかって婚約解消しました。彼を好きで一緒になりたいというよりは、“結婚すること”だけが目的になっていたんです」

 ケイコさん(35歳)はそう言う。30歳を過ぎてから必死に婚活し、32歳のときに知り合った彼と半年ほどで結婚を決めた。

「最初は一目惚れみたいな感じでつきあいが始まったんです。だけど婚約して一息ついたら、彼とはことごとく考えが合わないこと、性格的にも一緒にやっていけそうにないことがわかって……。彼は二言目には『オレは男だから』と言うんです。婚約前は頼もしいと思っていたけど、婚約後は『威張ってるだけじゃん』と感じるようになった。結婚したい欲求が強すぎて、冷静に判断できなかったんでしょうね」

 過ちは早いこと改めるに限る。婚約といっても結納をしたわけでもないので、彼女は「やっぱり結婚できない」と彼に告げた。

「慰謝料をよこせだのなんだのと揉めましたが、訴えてもいいですと言ったらあきらめたみたい。彼の最後のひと言は、『婚約破棄をあなたからしたとは公言しないでほしい』ということでした。自分がフラれたと知られたくなかったんでしょう。結婚しなくてよかったと思いました」

 結婚が目標になると、確かに目がくらんで正しい判断ができなくなる。

■話し合って乗り切った

 一方、彼の欠点が気にはなったものの、それを直接話して乗り切った女性もいる。アイさん(34歳)だ。

「結婚を決めてから、私も彼の独善的なところが気になったんです。私の意見を聞かずに何でも自分で決めようとする。だから『私、このままでは結婚できない』と言いました。『ふたりで話し合って決めていくべきだと私は思うけど、あなたはそうしようとしない。結婚後の生活がすべてこうなるのなら、私は無理』と。彼は彼で、私を悩ませないように慮ってくれていたそうです。そういうことなら、とお互いに今後は何でも話し合っていこうと決めました。思いやりも、相手の意見を聞かないとただの独善になる」

 それ以降、ふたりはこまめに話し合うようになったそう。忙しくて確認がとれないときは携帯のトークアプリでやりとりするなど、密に連絡をとって齟齬が生じないようにした。

「結婚して1年たちますが、今もこまめに連絡しあっています。同じ家にいるからといってコミュニケーションがきちんととれているとは限らない。結婚前にきちんと解決しておかないと、結婚後にそれがネックになって離婚することが多いと思うんですよね。彼がめんどうくさがっても、やはり連絡をとりあって話し合って、ということをいつでもしておかないと。愛情は生ものですから」

 そう、愛情は生もの。放っておけばすぐ腐るのだ。

文=citrus 亀山早苗