【予約のとれない料理教室発】誰でもいますぐ作れる、“神回”レッスンのレシピを特別公開!

食・料理

2018/12/28

 東京に「ライクライクキッチン」というかわいい響きの料理教室がある。ここは20代の若い女性から70代のベテラン主婦、食通、有名女優もお忍びで通うほど話題で、告知後すぐに満席になってしまうという人気ぶりだ。

 主宰するのは、雑誌やTVでも活躍する料理研究家の小堀紀代美(こぼりきよみ)さん。彼女の料理教室のメニュー作りは随分と手が込んでいて、レシピを作るためにまず旅に出るところからスタートするというから驚きだ。

【料理教室】
ブログ:http://blog.livedoor.jp/likelikekitchen/
Instagram:@likelikekitchen

 先日も秋のモスクワに赴き、この冬新しいアトリエでスタートする教室のためにボルシチをとことん食べ歩き、現地の料理教室にも参加したそう。味の記憶をたよりに、日本で手に入れやすい材料で作りやすく食べやすくアレンジしてレシピを作るというから、その情熱と移動距離は相当なものなのだ。

野菜のスパイスビネガー蒸し

 そうして生まれたレッスン内容16回分を一冊にまとめたレシピ本『予約のとれない料理教室ライクライクキッチン「おいしい!」の作り方』(主婦の友社)が発売された。今回はこの中から、生徒さんたちから大絶賛だったという秘伝のレシピをご紹介。世界の味を冷蔵庫にある材料で作ることができる。

■台湾風トマトとたまご炒め

【材料(作りやすい分量)】
トマト1個
〈卵液〉
  卵   3個
  きび糖または砂糖 小さじ1
  塩  小さじ 1/4
赤唐辛子 (種をのぞく) 1本
わけぎ(または万能ねぎの小口切り)  適量
ごま油(あれば太白ごま油)  大さじ2
あらびき黒こしょう 少々

【作り方】
(1)トマトは3cmの角切りにする。ボウルに卵液を溶きまぜる。
(2)フライパンにごま油大さじ1と 1/2を入れてよく熱し、卵液を一気にいれてゴムベラで大きくまぜ、卵が半熟状になったらいったん取り出す。

(3)同じフライパンに残りのごま油、とうがらし、トマトを入れて火にかけ、塩ひとつまみ(分量外)を振って炒める。水大さじ2を加えてさらに炒め、わけぎを加えて水分が減ってとろんとしてきたら2を戻し入れる。さっと火を通して器に盛り、黒こしょうを振る。

 台湾名は番茄炒蛋(ファンチェチャオダン)。ちょっとの工夫で本当に現地で食べた“あの味”になるのが、小堀さんのレシピ。「トマトは形がなくなるくらいまでしっかりと炒めて、出てきたうまみを卵にまとわせるイメージで」とは、レッスン時の口頭説明。レシピ本では、このポイントも丁寧に明記されている。

焼きロールキャベツ

 ネット書店での予約受付時から話題になり、Amazonでは2部門で1位を獲得。3度目の重版も決定した。旅からインスピレーションを得たレシピをはじめ、家庭向けの和食や作りおきに向くもの、スイーツレシピも掲載されている。自宅で心からの「おいしい!」が手に入る本書。食べることが大好きな人に手にとっていただきたい。

写真=須藤敬一