忙しい人は「コンビニ食や会食中心」でも正月太り解消は可能! 今週から実践できるダイエットのポイント

健康・美容

2019/1/15

『どんなに忙しい人も必ずやせるビジネスマンの最強ダイエット エグゼクティブ・ダイエット』(土井英司/マガジンハウス)

 今年の正月休みは9連休だったという人も多いのではないだろうか。美味しい食事や酒を堪能したのはいいけれど、今になってみるとお腹まわりのたるみが気になる。しかも、いざ仕事が始まってしまえば多忙な毎日に追われるうえに、取り引き先との会食も続き、ジムに通ったり、トレーニングに励んだりする時間なんてまったく取れない…。そんな方におすすめしたいのが『どんなに忙しい人も必ずやせるビジネスマンの最強ダイエット エグゼクティブ・ダイエット』(土井英司/マガジンハウス)だ。

 著者は数々のベストセラーを手がける出版プロデューサー、土井英司氏。40歳を期にそれまでの暴飲暴食の生活を見直し、2カ月のダイエットで76kgの体重を60kgまで、16kgのダイエットに成功した自身の経験と知識をもとに、「どんなに忙しい生活を送る人でも続けられる効果的なダイエット法」を伝授してくれる。いったいどうすれば、そんなことが可能になるのか? ここではその一端を紹介したい。

■トレーニングは1日5分だけで充分! 引き締まった体型を手に入れるには

 本書で展開する「エクゼクティブ・ダイエット」の大きな特徴は、「時間を使わずにやせる」ことをめざすこと。忙しい社会人にとっても、決まった休日がないという主婦にとっても、多くの人にとって時間は最大の資産である。長時間かけてトレーニングすることは大切な時間を失ううえに、「継続するのが面倒だし億劫」というリスクを高めてしまうというのが、その理由だ。

 だから、エグゼクティブ・ダイエットで行う筋トレの時間は1日たった5分だけ!

 たった5分で本当にやせられるの? そう思う方もいるかもしれない。だが実際に著者の土井氏をはじめ、氏が開催するダイエット・セミナーの参加者の多くもダイエットに成功して、すっきりと締まった体とエネルギッシュに仕事と向き合うメンタルを手に入れているという。

ビジネス・マインドを持てばダイエットは必ず成功する
そしてこのエクゼクティブ・ダイエットはビジネス力を高めるダイエットでもある

 著者は、ダイエットと仕事力の関連をこう語る。

■筋トレメニューは、スクワット、プラス2種目だけでいい

 1日5分という短時間で効率的にダイエット効果をあげるために、エグゼクティブ・ダイエットで行う基本の筋トレは「スクワット、腹筋、腕立て伏せ」の3種目だけだ。

 メインになるのは、全身の約70%の筋肉がある“下半身”を鍛えるスクワット。これまで運動不足気味の生活を続けてきた人の場合は、まずスクワットに的を絞るといい。そして、スクワットができるようになったら、腹筋をプラスし、さらに腕立て伏せへとメニューを追加していく。スクワットだけでも充分なダイエット効果があるのだが、腹筋をすることで姿勢を保つ筋力が高まって姿勢がよくなり、腕立て伏せをすることで大胸筋や広背筋が鍛えられ、スーツが似合う厚い胸板ができあがるのだという。

 ただ単に“体重を減らす”のではなく、すらりと引き締まった美しい体型を作り上げていくことも、このダイエットの大きな特徴だ。

 筋トレのビギナーに著者が推奨するのは、「スクワット、腹筋、腕立て伏せの3種類の筋トレを、1セットやること」。これなら1日5分で済むし、確実にできる回数だけをこなすことで、「自分にもできる」という自信がつき、それが継続につながる。だから、雨が降ったらできないジョギングは不要だし、体重計を見て一喜一憂せず、自分の体を鏡で確認することを推奨するのだ。

■食事は1日2食。食べたいものは我慢しなくてもいい?

 筋トレの効果をより効率的に高めるために本書が重視するのが「食事」だ。ダイエットというと極端な食事制限を思い浮かべるかもしれないが、本書の食事法は、そんなイメージとは大きく異なるものだ。

 基本となるのは、「1日2食の生活スタイル」。できる社会人ならば、昼や夜の会食の機会は必然的に多くなってしまうだろう。これを、「朝食を抜く」ことで1日の食事量を制限するのだ。

 朝はしっかりと水をとって、前日食べたものを排出することに専念する。それが空腹時の午前中に余計な脂肪を燃焼させることと、消化器官を休息させることにつながる。そして、昼がパワーランチ(会食)なら、夜は野菜中心で軽めに済ませる。夜が会食なら、昼を野菜中心にして軽く済ませる。昼も夜も会食なら筋トレを増やす、という方法で1日の食事量を調節するといい。

 もうひとつ食事で大切になるのが「食べる順番と量」だ。ポイントは、「野菜→魚・肉」の順に食べること。野菜や海草類から先に食べることで、食物繊維によって消化に時間がかかって血糖値が上がりにくくなるし、満腹感も得やすくなるからだ。また、この順番で食べると、糖質であるご飯やパンに手をつけずに済ませることも可能になり、太る原因を遠ざけることができるという。

 ラーメンや牛丼、スイーツなどの場合も同様だ。無理に我慢するのではなく、量を抑えて多く摂取しないようにし、気持ちを満たしたら、続けて食べないことに専念してダイエットを継続していく。こうすれば、今までダイエットに挫折してきた方でも、無理なく取り組めるのではないだろうか。

 1日に「5分の筋トレ」と「2回の食事」で、効果的にやせるエグゼクティブ・ダイエット。そこで手に入れられるのは、できる大人にふさわしい美しく締まった体と血色のよい艶やかな肌、そして仕事にエネルギッシュに取り組むタフなメンタルだ。

 ダイエットなんかに使う時間はない!と思っていた忙しい社会人こそ、ぜひエグゼクティブ・ダイエットに取り組んでもらいたい。

文=井上淳