<梅雨こそ下駄箱そうじを!>季節を意識した3つの家事でくらしの質が劇的にアップ!【やってみた】

暮らし

2019/5/23

『心、お金、時間の巡りがよくなる「暮らしのサイクル」の作り方』(井田典子/KADOKAWA)

 日々何気なく掃除・整理整頓・料理などをこなしていると思いますが、よく考えてみると1年中同じやり方でいいんでしょうか。日本には四季があり、季節ごとに気象状況も、おいしい食べ物も異なっています。

『心、お金、時間の巡りがよくなる「暮らしのサイクル」の作り方』(井田典子/KADOKAWA)では、どうせならこの四季に合わせた家事を取り入れて暮らしの質を高めていこうと、春夏秋冬それぞれにやっておきたい家事が紹介されていて、今までになかった視点を発見することができます。今回はこの中から、これからやってくる梅雨時期に向けてやっておきたい家事を実際に試してみました。

1、<日々の家事>「しない」を決める(P.12)

 季節ごとの家事を試す前に、やはり毎日気を付けておきたいこと、これをやっておけば日々の家事が格段に効率よくなることがあるとのこと。そのうちの1つが「しない」を決めること。

 例えば、「床に置かない」。水まわりは床が汚れやすいのでマットを敷きがちですが、洗うタイミングを迷ったり、ほかのものと一緒に洗うのは抵抗があるので、これだけを洗うためにまた洗濯をしなければいけなくなったりと、なかなか大変な家事が必要になってきます。それならいっそのことマットを敷くこと自体をやめてしまいましょう。

 我が家もいつもはキッチンの足元に長いマットを敷いていたのですが取り払うことで、見た目がスッキリするだけでなく、汚れるたびに拭くようになるのでかえって清潔になった気がします。しかも、マットがないだけで掃除機もかけやすくなり、いろいろな面で家事が断然楽になりました。

 ほかにも、「ストックをしない」ことで買い物の頻度が減ったり、「あと回しにしない」ことで片づけるべきものがさっとなくなって、生活が整うようになるとか。このように「しない」ことを決め、きちんと実行し続けることで、効率的に家事が行えるベースを作ることができるようです。

2、<夏の家事>下駄箱の掃除(P.44)

 もうすぐやってくる梅雨の季節。じめじめしたこの季節は、家の中もどんよりしてなかなか家事をやる気持ちが進まない時期でもありますよね。そんな梅雨を迎える前の晴れた日にやっておきたいのが「下駄箱チェック」です。まず、下駄箱から靴をすべて出し、固く絞ったぞうきんで棚板の表、裏面、内部の側面などを拭き上げて風を通して乾かします。

 そして「持ち数は下駄箱に入る分だけ」というルールのもと、残すことを選んだ靴を一番上は旦那、その次は自分、息子と…家族の背の順に段ごとにしまっていきます。このときに、靴がゆったりと呼吸できるように詰めすぎず、余裕を持ってしまうことが大切なんだとか。

 そして最後に、消臭と除湿を兼ねて重曹を入れたケースを下段に置けば完成。3か月くらいで固まってきたら掃除に使い、新しい重曹に取り換えるようにします。

 我が家は夫婦ともに靴が好きなので、下駄箱がぎゅうぎゅう詰めだったのですが、これをきっかけに残すべき靴の整理ができ、下駄箱にかなりゆとりを作ることができました。確かに、今までは窮屈そうに並んでいたので取り出しにくかったのですが、履きたい靴をさっと取り出せるようになり、靴たちも窮屈さから解放されて喜んでいるように見えてきました。せっかくゆとりを持った収納ができるようになったので、また元の状態に戻らないように気を付けないといけませんね。

3、<夏の家事>キッチンのカラリ習慣(P.48)

 梅雨の時期、「水まわり」と言われる洗面所やお風呂、特に口に入る食材を扱うキッチンは衛生上気になりますよね。それでなくても常に濡れているシンクまわりは、梅雨時期はさらに乾きにくく、雑菌が発生しやすくなります。そこで1日の台所仕事が終わったら、からになった水切りかごのしずくのたまりやすい裏側をブラシでこすって水気を拭きます。最後にシンク自体の水気も拭き上げるようにすれば雑菌の発生もかなり抑えられるようになります。水気はそのままにしておくと水垢になってしまうので、これの防止効果にもなりますね。何より、水気のないシンクはピカピカで、スッキリした気持ちで1日の台所仕事を終えることができましたよ。

 ここで紹介した以外にも、これから出回ってくる赤しそや梅でジュースを作ったり、年の初めに決めた予算を見直し、下半期の家計についてまとめる方法など、この時期だからこそやっておきたい家事が月ごとに紹介されていて、今自分がやるべき家事の指標として役立ちます。

日々忙しい中にも家事を通して季節を感じよう

 毎日忙しく働きながらも家事をしていると、ついついルーチンをこなすことが目標になってしまい、季節を感じる暇さえありません。せっかく四季折々の楽しみを感じられる日本にいるのだから、花見だ、海だというレジャーだけを楽しむのではなく、家庭内でも季節ごとの家事を通して四季を感じてみませんか。そうすることで家の中の空気が循環して、いつも季節に合った快適な空間になるはずです。

文=JUNKO