レトロで美しいイラストが満載! ギフトにもぴったりな書籍『ちいさな手のひら事典 マリー・アントワネット』が発売

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公開日:2021/12/9

『ちいさな手のひら事典 マリー・アントワネット』(ドミニク・フゥフェル:著、ダコスタ吉村花子:翻訳/グラフィック社)

 その激動の人生や美貌から、多くの創作物のモチーフになっているマリー・アントワネット。そんな彼女の数奇な生涯を、美しくレトロなイラストで辿る『ちいさな手のひら事典 マリー・アントワネット』(ドミニク・フゥフェル:著、ダコスタ吉村花子:翻訳/グラフィック社)が、2021年11月に発売された。

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 マリー・アントワネットといえば、『ベルサイユのばら』などをはじめとした、フランス革命の時代を描いた漫画やアニメを思い浮かべる人が多いだろう。

 収録されているのは、「ルイ15世時代のフランス」「マリー・アントワネットの教育」「マリー・アントワネットと子どもたち」「マリー・アントワネットとモード」などで、マリー・アントワネットの生涯と18世紀から19世紀にかけてのフランスの歴史が丁寧に説明されている。イラストがふんだんに使用されているのも特徴で、イラスト集としても楽しむことができる。

ちいさな手のひら事典 マリー・アントワネット

ちいさな手のひら事典 マリー・アントワネット

 また本書は「小さな手のひら辞典」という名の通り手にすっぽり収まるサイズ感(150×100mm)と、かわいらしい佇まいの造本になっているのでギフトにもぴったりだ。

 フランス国王・ルイ16世と14歳で結婚し、その後フランス王妃として輝かしくも儚いの人生を送ってきたマリー・アントワネット。彼女を深く知ることで、フランス革命を題材にした作品もより楽しむことができるはず。歴史はちょっと……と敬遠している人にもぜひ手にとってもらいたい。