黒歴史満載の転生ファンタジー『転生悪女の黒歴史』8巻発売！ 特装版のオール描き下ろし小冊子にファン歓喜

　幼い頃に、ここではないどこかの世界や物語を思い浮かべた経験や人には言えない過去はないだろうか。今では“黒歴史”として記憶の奥底にしまわれているかもしれないが、ひょんなことからその世界に入り込んでしまったら…。

　もしもの物語を描いた『転生悪女の黒歴史』の最新8巻が、2022年3月4日（金）に発売された。同作は通常版と特装版が発売されており、ファンからは「どっちも手に入れたい！」と大きな反響が寄せられている。

『転生悪女の黒歴史』の主人公は、中学時代に愛と魔法の冒険ファンタジーを書き上げた経験のある佐藤コノハ。ひょんなことから彼女は、自分が考えた最強の悪女・イアナとして自らが生み出した物語に転生してしまう。前世の記憶が戻るまでは悪女として振舞っていたが、記憶を取り戻してからは自分の“死亡フラグ”を回避すべく、イアナとして奔走していく。

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　今回発売された8巻でも、イアナは自分自身が書き上げた“設定”に振り回されっぱなし。姉のコノハが聖者候補となり、危険な「黒歴史」ルートを避けたいイアナは、ともに候補者となったイザークを聖者にしようと彼の側仕えになるものの、聖者第一の試練の途中で「恐ろしい霊獣は唯一、清らかな処女を愛する」という設定を思い出す。

　転生前に作った設定通りであれば、イアナは処女でないと殺されてしまう…。自分が生み出した設定に翻弄されながら、今回も“死亡フラグ”を回避するために破茶滅茶な展開が繰り広げられるのだった――。

　通常版と特装版では、表紙のイメージが正反対。通常版は白を基調とした清涼感あふれるイラストだが、特装版では黒の背景に赤いドレスが映える演出がされている。また特装版に付属する小冊子は、全て描き下ろし。イアナやイア臓の結婚エピソードが描かれており、ファンであれば絶対に読んでおきたい一冊に仕上がっているようだ。

　早速8巻を入手したファンからは、「特装版の小冊子が確実に私を仕留めにきている… なんだこれはー！ ありがとうございます！」「イアナは内心大暴走してるのに、どんどん男落としていくやん！ 最っ高！」「転生悪女の黒歴史の最新刊読了！ 毎回面白くて好きです！」「毎回こちらの黒歴史を抉ってくるけど、お話が上手いのですぐに読めちゃいます！」といった大興奮の感想が相次いでいる。

　特装版についてくる小冊子は、全部で32ページの大ボリューム。8巻の表紙とは打って変わって、桜が舞う幻想的な雰囲気の表紙イラストが魅力的なので、ぜひ入手してほしい。