一富士、二鷹、三茄子…その次にくるのは?/大人の最強雑学クイズ

暮らし

公開日:2021/8/26

【答え】四扇

【解説】
初夢に見ると縁起がいい夢は「一富士、二鷹、三茄子(なす)」といわれるが、これには続きがある。「四扇(しせん)、五煙草(たばこ)、六座頭(ざとう)」である。「扇」は、広がる形から、財産や子孫繁栄を表し、「煙草」は、煙が上にいくことから、出世や栄達を意味する。そして、「座頭」は僧形(髪を剃り、袈裟を着た姿)の目の不自由な人のこと。そんな僧の目が開く瞬間を見るのは幸運とされ、僧なので毛がないことから「怪我ない」という意味も含んでいるそうだ。ちなみに、これら六つは徳川家康の好物だったとされ、家康の地元である駿河(現在の静岡県)の名物を集めたものという説もある。

雑学総研

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【著者】雑学総研(ざつがくそうけん)/珍談奇談の類から、学術的に検証された知識まで、種々雑多な話題をわかりやすい形で世に発表する集団。江戸時代に編まれた『耳袋』のごとく、はたまた松浦静山の『甲子夜話』のごとく、あらゆるジャンルを網羅すべく日々情報収集に取り組む傍ら、テレビ番組とのコラボレーションも行なった。著書は、6万部を超えるロングセラーとなっている『大人の博識雑学1000』や、『人類なら知っておきたい 地球の雑学』(以上、KADOKAWA)ほか多数。