「一緒に里へ帰れたらええのう」怨念のこもった面が剥がれ落ち、遊女・冨尾の魂が浄化される/あおのたつき④

マンガ

更新日:2022/12/22

安達智著の人気コミック『あおのたつき』1巻から選り抜き全6回連載でお届けします! 今回は第4回です。情念渦巻く江戸最大の遊郭・新吉原。九郎助稲荷のその奥に、強く霊験のご利益を求める者のみが辿り着く「鎮守の社」があるという。訪れるのは、浮世で悲しみや苦悩を背負ったものばかり。その社に迷い込んだ売れっ子遊女のあおは、「鎮守の社」の宮司・楽丸、鎮守神である命婦薄神(みょうぶうすいのかみ)とともに、迷える魂のわだかまりを紐解き、導いていく。嫉妬心から見世の稼ぎ頭であるきよ花の髪を切ってしまった富岡。梅婆に行燈部屋へ連れて行かれ、凄絶なお仕置きを受ける。そして化け物の姿になって「鎮守の社」に迷い込み、楽丸に穢れを祓われて魂が浄化される。

※同著者による新刊『あおのたつき』7巻(安達智/コアミックス)、『丁寧な暮らしをする餓鬼【参】』(塵芥居士/KADOKAWA)12月20日(火)同時発売!

※この記事には不快感を伴う描写が含まれます。ご了承の上、お読みください。

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