「神様はどうしてお母さんを」母を迎えに行った帰り、夕日を見て悲しみが込みあげる/48歳で認知症になった母⑫

マンガ

公開日:2023/2/12

48歳で認知症になった母』(原作:美齊津康弘、漫画:吉田美紀子/KADOKAWA)第12回【全20回】

いつも優しくて明るかった母が、48歳で若年性認知症に。幸せだった毎日は、学校から帰ったら徘徊する母を探し、排泄物を片付ける日々になりました。友達にも先生にも相談できず、仕事が忙しい父と協力してくれない兄、嫁ぎ先で育児に追われる姉にも頼れない…。母の世話をすることに疲れ、息子の僕のことすらわからなくなった母に怒りと悲しみが込み上げます。『48歳で認知症になった母』は、小学5年生、11歳でヤングケアラーになった原作者の実体験を綴ったコミックエッセイです。徘徊する母を迎えにいった帰り、山の向こうにきれいな夕日が見えました。穏やかな表情で夕日を眺める母に、僕は悲しみが込み上げます。

※この記事はセンシティブな内容を含みます。ご了承の上、お読みください。

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