余計なことばかりして暗殺者として失格のダンテ。しかし、銃をかまえた総督は笑い始め!? その理由は――／菌と鉄⑪

『菌と鉄』（片山あやか/講談社）第11回【全11回】

人類は「アミガサ」という名の世界政府によって支配されていた。キノコが脳に寄生することで自由を奪い、感情さえも支配する完全な管理社会。そのことに疑問を持つ者はいないが、主人公ダンテだけはちがった。あるとき、極秘任務によりエリアの外に出ることになったダンテは、敵対するよう命じられている「エーテル」一派の少女アオイに出会い、運命が変わっていく――。『進撃の巨人』の諫山創が絶賛する超話題作『菌と鉄』。新たな“絶望”と“抵抗”の物語、いざ開幕！

※この記事には不快感を伴う描写が含まれます。ご了承の上、お読みください。