恋愛で失敗する 原因はたった一つ。/『「溺愛理論」27のルール どうしようもなく愛される女になる』①

恋愛・結婚

公開日:2019/9/13

 直接的に伝えるダメな例には、こんなものがあります。

・「別れたい」と言う
・「あなたなんかと結婚するんじゃなかった」と言う
・「○○ちゃんの彼氏はこんなふうに幸せにしてくれるのに、あなたは何もやってくれない」と言う

 本心ではなくても、喧嘩したはずみで言ってしまう方もいるかもしれませんが、これを言われた男性は深く傷つきます。別れる決意をするかもしれません。じゃあその○○ちゃんの彼氏と付き合えよ、と思うかもしれません。一度でも口にすると致命的な結果を招く可能性のある恐ろしい台詞なので、絶対に言わないでくださいね。

 間接的に伝えるダメな例には、こんなものがあります。

・彼が何もやらないうちから、「どうせやってくれない」という態度をとる
・彼がやろうとしたことに対して、彼のやり方ではなく自分のやり方でくどくどと注文をつける
・彼が良かれと思ってやったことに対して、「こんなことされても嬉しくないわよ」と言う
・彼がやってくれると言っているのに、やらなくていいと言って自分でやる

 どれもせっかく男性が幸せにしたいと思ってくれているのに、その気持ちをぺしゃんこにしてしまう行動です。「俺は信頼されていない、俺じゃ幸せにできないと思われているんだ」と悲しくなってしまいます。

 パートナーに不満のある女性は、ついついこんな態度をとってしまうこともあるかもしれませんが、こんなことをしたら、ますます彼は何もやってくれなくなってしまいますよ! だって、一番大事にしてほしい男性の本質をないがしろにされているんですから。拗すねてしまったり、Rule 1 恋愛で失敗する原因はたった一つ。男性の本質に反する行動をしたから。2 1 諦めてしまったり、その女性を大事にする気力がなくなってしまいます。

 このように男性の本質に反した行動をすると、男性は満たされない気持ちになってその女性を大事にしなくなったり、愛情表現をしなくなったりします。

 これまでの恋愛を振り返って、彼と別れた原因や、喧嘩した原因、夫婦関係がうまくいかなくなったきっかけを思い出した時に、こんなふうに男性の本質に反した行動をとってしまったなと思い当たる方もいるのではないでしょうか? 恋愛で失敗しないために、今すぐやめてください。

 男性に溺愛されるためには、まずは、やってはいけない行動をやめるところから始めましょう。

 どんなに溺愛される行動をしても、この男性の本質に反する行動を続けるかぎり、穴のあいたバケツに水を入れるようなものです。せっせと愛情を注いでも、「男性の本質に反する行動」という穴があいているかぎり、なかなか愛情がたまりません。

 ましてや、愛情を注ぐための溺愛される行動をしないで、ただただ男性の本質に反する行動だけしてしまうと、男性の愛情がどんどんなくなって、いつかすっからかんになってしまうこともあり得ます。なので、男性の本質に反する行動は、金輪際、絶対にやらないでくださいね!

<第2回に続く>

瀬里沢マリ
溺愛コンサルタント。薬学博士。脳科学者。1985年生まれ。東京都出身、ニューヨーク在住。2013年に東京大学大学院薬学系研究科で博士号を取得後、渡米し、ニューヨークの脳科学研究所に勤務。2015年より溺愛コンサルタントとして活動を開始