バザーのタイトルは他のママが考案したもの。Bさんは納得したはずだったが…?/勘違いママBさんとの奮闘記

マンガ

公開日:2022/3/18

勘違いママBさんとの奮闘記

なるほど。さすがです。

そういう意味を「いろどり」の一言に込めたわけですね。

たしかに毎日子どものお世話に追われているママたちが…

バザーで良いものを安く手に入れて、

毎日の生活に少しでも潤いを感じることができれば

「また子育ても頑張ろう」なんて思えるかもしれません。

勘違いママBさんとの奮闘記

勘違いママBさんとの奮闘記

「わかった」らしいです。

ほんまかいな。

これは疑ってしまう私の性格が悪いのでしょうか。

でも3コマ前のBさんの顔見て。

あんだけ不穏な空気醸し出していたBさんがやで。

理由聞いて「そっか!」って納得しますかね。

 

多分…Bさんは自分のものが選ばれると思ってたんだと思うのですよ。

なんせ言葉の知識に定評のあるBさんですから。

でもやっぱりいくら言葉の知識があったとしても…。

みんなが知ってるキャッチーな言葉をセレクトしたり。

ひと目見ただけで込められた意味をイメージできるような言葉をチョイスしたり。

聞いただけでポジティブなイメージが広がるような言葉でありながら、ちょっとひと捻りオシャレに見えるような言葉を持ってくるのって…知識以外の何かが必要だと思うのですよ。

それこそ高橋さんのように、四六時中そのことを考えていたようなお仕事をしていた人は、自然とその能力が鍛えられているわけで…。

でも…相変わらずこの日も華やかな格好をしていたBさんが「わかったわ」と言って引き下がったので…それでいいのでしょうか…。

 

ところで。

Bさんが考えたのはどれだったんだろう…。

 

◆バザー当日衝撃の光景が…

勘違いママBさんとの奮闘記

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え。「いろどり」どこいったん。

実は、その後子ども広場のスタッフさんたちが会場準備などをしてくれていたので(いやそれが普通なんやけど)。

私たちは各家庭からバザーに出すものを持ち寄ったくらいで

「当日をお楽しみに」

っていう状況だったんですね。

ほんでいざ来てみたら「いろどり」が行方不明になっていて。

というか、なんか余計なものをつけたされた「いろどり」がそこにいました。

 

【それを見た高橋さんは…】

勘違いママBさんとの奮闘記

いやもうそうでしょうよ!

もうなんか居た堪れませんでした。

え、みんなで考えたやんな?

投票したやんな?

圧倒的な票数で高橋さんの「いろどり」に決まったやんな?

そこにいた全員が白目をむいた瞬間でした…。

どうしてこんなことに…。

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<第6回に続く>

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プロフィール
白目みさえ
臨床心理士・公認心理師として精神科に勤務するとしごの母で、生粋のオタク。基本的に白目をむいて育児をしていて、その様子をカルタにしたものを増産している。ライター、イラストレーターとしても活動中。著書は『脱力系育児マンガ 日々白目むいてます』(SBクリエイティブ)。
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