牡蠣は万能なんじゃ/学芸大青春のジュネッセンス!!【「上京した僕が考える”ちょうどいい!広島”の魅力」from 仲川蓮】

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公開日:2022/6/16

学芸大青春のじゅねセンス

 プクッと丸みを帯びたそれをトゥルッと口に入れ、噛んだ瞬間、ジュワッと熱々濃厚な肉汁が出てきて、その熱さと闘いながらゴクッと飲み込む。これが最高なんです。濃厚で優しい味はまさに海のミルク。そうです、牡蠣です。

 今回は今が旬の広島牡蠣について、紹介しようと思います。

 広島は牡蠣の生産量が日本一なんです。僕自身も大好きで、広島に住んでいた頃によく食べていました。牡蠣には色んな料理があります。みなさんがよく食べるのは、『生ガキ』や『焼きガキ』『カキフライ』とかだと思います。でもそれ以外にも美味しい料理がたくさんあるんです。

 例えば『カキ重』。これは簡単に言うと、うな重の牡蠣バージョンです。重箱にご飯を入れて海苔と牡蠣を乗せ、そこに甘ダレをかけたのが『カキ重』です。牡蠣っておかずとしては少し物足りなく、あまり食事のメインのイメージがないと思いますが、カキ重はすごく満足感のある料理です。僕はよくカキ重があるお店に行っていたのですが、他のメニューも頼みたいのに、いつもカキ重だけで満腹になっていました。

 他にも僕が好きな牡蠣の料理だと、『カキのオリーブオイル浸け』があります。これは大人な牡蠣を楽しみたい人におすすめです。牡蠣をオリーブオイルに浸けることで、濃厚で優しい甘さをより一層引き立ててくれます。このカキのオリーブオイル浸けを食べながら飲むビールが、本当に美味しいんです。ただでさえ、牡蠣とお酒は相性が良いのに、そこにオリーブオイルが加わることで、もう幸せの絶頂に達します。弥山の山頂に立ったような気分です。あ、弥山っていうのは厳島神社で有名な宮島にある標高535メートルの山です。絶頂に達したいあなた、絶対食べて!

 こんな感じで本当におすすめの広島牡蠣なんですが、けっこう高いイメージがありますよね? そう思ったあなた、安心してください。広島には2000〜3000円くらいで、牡蠣の食べ放題をやっているお店がたくさんあるんです。値段が “ちょうどいい” ですよね。僕も何回か行ったことがありますが、僕が行ったあるお店では、殻付きの牡蠣が自分の席に運ばれてきて、七輪を使いセルフで焼いて食べるシステムでした。ちゃんと火が通っているか、牡蠣の温度を温度計でしっかり計ってから食べるので、衛生面でも安心です。まあ正直、序盤は焼くのも楽しいですが、後半は面倒くさくなってきます。だから、牡蠣の食べ放題に行く時は、しっかりお世話してくれる人を連れて行くことをおすすめします。まあ美味しいので、結局たくさん焼いちゃいますけどね。

学芸大青春のじゅねセンス

 他にも、宮島では毎年2月に宮島かき祭りが開催されたり、広島では色んな場所で牡蠣が食べられます。広島人はみんな牡蠣が好きなんです(個人の意見です)。

 そんな広島県民に愛された広島牡蠣の魅力が、少しでもみなさんに伝わっていれば嬉しいです。広島牡蠣、ぜひ食べてみてください。

学芸大青春のジュネッセンス!!

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